2026年8月30日放送 21:00 - 23:09 フジテレビ

Mr.サンデー

出演者
宮根誠司 鈴木悠 小室瑛莉子 岩田明子 岸谷蘭丸 
週刊ニュースウオッチャー
犯行時間5秒 “海外版トクリュウ”の影

火曜日、東京・中野区の時計店で腕時計4本、計2億円相当が盗まれた。逮捕されたのは事件4日前に入国した2人のチリ人。事件当日、2人は電車で中野駅に来たとみられる。事件の約40分前、半袖、短パン姿で現場周辺に姿を表した。電動キックボード1台をレンタルし現場方面へ。長袖、長ズボンに着替え店の向かい側から店内の様子を伺う。合流した2人は互いに目配せし店内へ。腕時計4本を奪い入店からわずか5秒で2人は逃走。元警視庁の国際捜査官の小比類巻文隆氏は計画性を持って犯行に臨んでいる。4本だけを狙っている。最初からそれを取れと指示を受けている可能性も当然あると述べる。一人は電動キックボード、もう一人は走って逆方向へ。その後現場から300mほど離れた場所で再び合流したとみられる。事件の2日後、大阪市内の民泊施設で逮捕される。マンサーノ・ケサダ容疑者は腕時計を売って金にしてその金を母国に持ち帰るつもりだったと供述。逮捕時、盗んだとみられる時計は1本のみ。他の3本について、逃走中に落としたと供述しているという。小比類巻氏は落としたのは嘘。それぞれの時計を誰に渡すのかということがあらかじめ決められていた。海外版トクリュウスタイルが日本にも及んできていると述べる。警視庁は共犯者の有無などを調べている。

(ニュース)
トクリュウ 犯罪の温床「テレグラム」

警視庁の森元良幸長官官房長はトクリュウは匿名性、秘匿性の高い通信アプリを悪用して、この匿名性、秘匿性の壁を突き破ることができるかどうかがトクリュウ対策の成否の鍵を握ると述べる。約10億人が使用しとクリュなどが悪用してきた「テレグラム」はLINEのようにメッセージを送り合えるが設定した時間で自動的に完全消滅。さらにHPにはシークレットチャットのログも保持しないとあり、テレグラム側も誰がいつ誰に送ったのか記録も残していないという。犯罪の温床になっている。かつて特殊詐欺の主犯格として逮捕され現在は犯罪の撲滅活動や講演を行うフナイム氏によると、テレグラムのグループチャットが悪用されているという。リクルーターなどが集まり暗躍。専門家と共にその投稿を徹底ウォッチング。怪しい投稿者に次々と接触し、犯罪の芽が生まれている現実をみた。

グループチャットの数は55件。これを連日24時間体制でチェックしていく。ルパン案件とは窃盗のこと。ターゲットをテレグラムで探していた。特殊詐欺などに使われる口座は売買自体違法だが、買い手を探す人がいた。特殊詐欺などに使われるSIMを売る人もいた。UDとは詐欺でだまし取った現金などを受け取る受け子とATMなどから引き出す出し子の頭文字。こうした闇バイトの募集が次々と投稿されていた。6日目に危険な動き。アカウント名Tと名乗る何者かが誘拐の実行役を募っていた。フナイム氏は犯罪性が高い場合、警察に通報する活動をしている。Tにメッセージを送付。UDで金を持ち逃げした2人を詐欺グループがさらおうとしていた。捕まえた後は海外に派遣する予定でかけ子として働かせるという。その後は具体的なことは語られず連絡が途絶えてしまう。近年、東南アジアを拠点とした特殊詐欺が横行している。新たに特殊詐欺の拠点化が進んでいるのがマレーシア。Nを名乗る人物はリクルーターとみられる。フナイム氏がNと直接の接触を試みる。Nとフナイム氏は話を聞きながら情報を引き出す。Nは現地の警察を買収しているため安心だと説明。詐欺の内容は翌日聞き出す約束を取り付ける。犯罪ジャーナリストの石原行雄氏と共に違法薬物の密売を行うグループチャットをチェック。違法薬物の売人Kを電話で直撃。

トクリュウ “闇のチャット”を独自取材

犯罪ジャーナリストの石原行雄氏が違法薬物の売人Kを電話で直撃。Kは捕まらない。黙秘で20日で釈放と述べる。

犯罪ジャーナリストの石原行雄氏が違法薬物の売人Kを電話で直撃。Kは10代後半の男。半年前から違法薬物の密売組織で売人をしているという。逮捕される恐怖は?Kは捕まらない。上の人に関してはただ言わないだけ。黙秘で20日で釈放と述べる。例え逮捕されても組織のことは話さないと強気だった。7日目、特殊詐欺のかけ子を探すリクルーターのNから約束通り連絡があった。詐欺の内容を聞くと、ニセ警察官詐欺を行っていることがわかった。他にもTの人材、部隊募集中の投稿があった。叩きとは強盗を意味する。テレグラムでは個人宅の写真、家主の名前や職業、年収に至るまで家主の情報が共有され強盗のターゲットになっていた。フナイム氏はこの情報提供を受けて通報し警察が対応。かつて犯罪グループでリクルーターをし服役経験もあるユウタロ氏から実情を聞く。ユウタロ氏はリストを悪用してアポ電で電話をかけて1000万円あるといった情報を共有していると述べる。さらにグループチャットには命に関わる依頼もあった。

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(ニュース)
トクリュウ “闇のチャット”を独自取材

犯罪撲滅のため活動するA氏が投稿者に電話をする。投稿者は亡くなってほしいという依頼。✕は殺人を意味する。投稿者は殺人の実行者を募っていた。A氏はこの電話のやり取りのあと、警察に通報。ターゲットとなった一般男性や家族に直接の危害はなかったという。テレグラム側は利用契約に違反する悪質なものは停止処分にしている。フナイム氏は自らアプリを作って連絡をやり取りするグループもある。解析ができない状態。本当にいたちごっこと述べる。

トクリュウ 犯罪の温床「テレグラム」

亀井正貴弁護士によると、警察のトクリュウ対策について、検討している新たな捜査手法として、指示役らが使うスマートフォンなどを遠隔で把握。やりとりや画像などを捜査する。グループ幹部の摘発や犯罪を未然に防ぐことを目指している。一方で通信の秘密やプライバシーの侵害など人権上の懸念もある。岸谷蘭丸氏は複雑になっている、防ぐのが難しい。岩田明子氏は当初の目的を逸脱してしまっている。真剣に検討しないといけない時代などと話した。

LA五輪へ “歴代最強”バレー日本代表

来月4日から開幕するバレーボール男子アジア選手権。優勝すれば2年後、アメリカ・ロサンゼルスで行われるオリンピックへの切符をつかむことができる大一番。ネーションズリーグで予選全勝という歴史的快挙を成し遂げ、歴代最強とも言われる日本代表。その起爆剤となったのはエースの覚醒。悲願のメダルを目前にしてあと1点に泣いたあの日から2年。最高のその先へ。Mr.サンデースペシャルアンバサダーの俳優・大谷亮平が、男子日本代表の強さの秘密に迫る。

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(ニュース)
LA五輪へ “歴代最強”バレー日本代表/“歴代最強” 男子バレー 劇的進化の秘密/高橋藍 “進化の秘密” 体脂肪9%「浮遊感」/高橋藍 “進化の秘密” 驚嘆の緩急サーブ

バレーボールアジア選手権女子代表は残念な結果になったが、次はいよいよ男子。芸能界屈指のバレーボール通・大谷亮平に熱血解説してもらう。目指せLA五輪!歴代最強男子日本代表進化の秘密。来月4日から男子のアジア選手権の予選が始まる。初戦はオマーン、6日にはバーレーン、8日にはオーストラリアと戦う。アジア選手権で優勝すればLA五輪への出場権が獲得できる。2024年のパリ五輪ではベスト8敗退。去年の世界選手権は予選敗退。今年のネーションズリーグでは予選12試合全勝をして予選1位通過。注目は高橋藍選手。今年の年間では総得点は262点。注目ポイントは浮遊感とサービスエース。去年の夏から食事を管理。炭水化物、脂質を減らす自炊で「せいろ蒸し」を作って食べている。体重は83kgから79kg、体脂肪率は13%から9%になった。

高橋藍 “進化の秘密” 驚嘆の緩急サーブ

スパイクだけではなくサーブもすごいという高橋藍選手だが、今年のネーションズリーグでサービスエースが24本で、世界2位。

福井3市に一時「レベル5大雨特別警報」

きょう福井県で24時間の雨量が300ミリを超えるなど記録的な大雨となり、福井市、大野市、勝山市に一時、レベル5大雨特別警報が出された。一方、石川、富山を襲った記録的な豪雨。広範囲での冠水や床上浸水など、被害が拡大した背景にあったのは、海抜ゼロ地帯。住宅街もあたり一面冠水してしまった。泥水があたり一面を覆い、勢いよく流れている。坂井市内の住宅地では、押し寄せた水に足を取られながらも、避難しようとする住人や、子どもを抱いた男性、冠水した道を杖をつきながら歩く高齢者の姿もあった。九頭竜川を捉えた映像では、中州がみるみる内に水の中へ消えてしまった。一方、石川県や富山県では、26日夜から激しい雷雨に見舞われ、翌朝にかけて6時間で5回の線状降水帯が発生。レベル5大雨特別警報が発表された。被害が大きかった石川・羽咋市では、午前5時半過ぎ道路が冠水すると、1時間半後には水かさが一気に増え濁流と化した。石川・羽咋市と富山・氷見市では、いずれも12時間の降水量が観測史上1位を記録。半日で平年の8月の降水量の約1.7倍に相当する猛烈な雨が降り、石川県で11河川、富山県で12河川、計23河川が氾濫した。普段は穏やかな川が一変し、羽咋市では住宅1階の屋根下まで浸水。ガソリンスタンドでは約1時間で約50cm浸水した。羽咋市ではいくつもの小規模河川が氾濫。ドローンを飛ばし見てみると、住宅地の大部分が水に浸かっていた。なぜ広範囲に冠水したのか。金沢大学の青木賢人准教授とともに現場に入ると、「元々ここは湖だったところを干拓してつくった土地になる。海抜0メートル以下の土地になる」と話した。

石川・富山 “海抜ゼロ地帯”「水引かない」

石川・羽咋市の住宅地。大規模冠水の要因の1つは、羽咋市の中心部にほぼ海抜0メートルのエリアが広がっている点にあるという。海抜0メートルの低い地域は、川の流れが緩やかで排水能力が低く、内水氾濫が起こりやすいという。海抜ゼロメートルエリアとハザードマップを照らし合わせてみると、ほぼ一致する。羽咋市内では1日以上たっても冠水が続いていた。さらに海抜ゼロメートルエリアでは、豪雨が去った後、さらなる想定外の出来事が起きていた。雨がやんだにも関わらずやってきた冠水の第2波。周囲の山に振った雨が、排水が遅れている海抜ゼロメートルエリアに流れ込んでくるため、雨がやんでも時間差で水かさが増していたという。2つのリスクにさらされる海抜0メートルエリア。富山・氷見市でも、大雨特別警報が発表された日の映像を見ると、家の周りに押し寄せた泥水は自宅に入り込み、床一面を覆っていた。海抜0メートルエリアを中心に大きな被害をもたらした線状降水帯。それを予測することはできなかったのか。

福井3市に一時「レベル5大雨特別警報」

福井・坂井市より中継で伝える。氾濫した田島川によって冠水していた道路は今は水がひいているが、腰の位置よりも少し上くらいまで水がきたという。坂井市は大雨特別警報は解除された。腰まであった水や冠水した道路は、道路が見えるようになっている。しかし災害の爪痕は市内のあちらこちらで見られる。まだ復旧には時間がかかると実感している。

気象庁「線状降水帯の予測困難」なぜ?

線状降水帯の予測は相当難しい。気象庁は27日に北陸で発生した5回の線状降水帯のうち、午前6時台と8時台は直前予測が出たが、午前3時前後に発生した最初の2回については直前予測が出なかった。三重大学・立花義裕教授によると「気象庁は気象衛星などを用いて水蒸気量や海面水温などをはかり、スーパーコンピューターで予測していて、現状、海の上に観測点がほとんどないため精度が低い。船による観測網が増えれば予測精度は劇的に上がる」とのこと。北陸のこれからの天気は、再び警報級の大雨となってくるおそれがある。

ネパール “未曾有の土石流” 現地緊急取材

ネパールと中国の国境付近で起きた大規模な土石流。死者、行方不明者3500人以上。日本人家族5人が今も安否不明となっている。Mr.サンデーはネパールの首都カトマンズの病院へ向かった。日に日に増え続ける土砂災害の犠牲者。きょうまでに750人が死亡し、日本人の親子5人を含む3000人以上が安否不明となっている。負傷者が運ばれてくる病院には連日、家族らを捜す人たちがいた。人々の日常を飲み込んだ未曽有の土石流。その発生源付近を捉えた映像を独自入手した。ネパールと中国の国境地帯、世界一高いエベレストをようするヒマラヤ山脈。雲の上に雪の塊で覆われた山々が雄大に連なる。この映像はヒマラヤの絶景をPRするため26日に撮影されていた。

迫る土石流 900人救った “校長の判断”

氷河の崩落地点から約55kmの場所では、川沿いの建物を飲み込もうかという荒れ狂う濁流が町を襲った。子どもたちを乗せて避難していたスクールバスの中から撮影された映像には、水位が一気に上昇し土石流がすぐそこまで迫る様子が映っていた。バスは間一髪で避難し川沿いにあった彼らの学校は3階建ての校舎が丸ごと流されてしまったが、当日校舎にいた900人超の生徒と職員は全員無事だったという。ダワディ・ラジェンドラ校長は「ある職員が『水が来たぞ!洪水だ!』と叫びながら走ってきた。すぐ家や遠くの高台へ逃げさせた」などと語った。危険の察知から避難の開始までわずか2分。バスや徒歩に振り分けて、900人超を即座に高台へ導いたという。一方現地を取材していると、濁流にのまれ足を負傷しながらも九死に一生を得た男性と出会った。奇跡的に命運を分けたのは、200mほど流された後にあったマンゴーの木。マンゴーの木は一般的に高さ8mから10mほどに成長する(国債農林水産業研究センターHPより)。偶然流された先にあった木にしがみつき、一命を取り留めたという。

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