- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像と挨拶。
北朝鮮は、ミサイル総局が朝鮮半島西側の黄海で新型の地対空ミサイルの発射実験を昨日実施したと発表。合わせて戦略巡航ミサイル「ファサル」の威力を確認する実験も実施したという。いずれの実験も、新型兵器システムの性能や運用など技術の高度化のためだったとしていて、目的を達成したと成功をアピール。今年2月にも同様の実験を実施したと発表していて、韓国軍や在韓米軍への対抗を念頭に発射を繰り返しながら技術の向上を図っている。
国立ハンセン病療養所「長島愛生園」は、過去に患者の遺体解剖が行われていた。患者本人が解剖を承諾したとされる剖検願が、療養所で見つかっている1932年~1948年までの書類のうち、175件を抽出して調査。その結果、22%にあたる39件は解剖の承諾を取ったとされる日に死後の日付が記入され、記録が捏造された可能性があることがわかった。園長は、当時は患者の家族と連絡がつかないケースも多く、医師としては亡くなる直前に本人から承諾を得るのは倫理的に難しかったのではと話している。一方、長島愛生園の人権擁護委員会の院長を務める弁護士は、同意がないまま解剖が繰り返されていた可能性を指摘したうえで、きちんと検証しないといけないなどと述べた。
少子化対策の強化に向け、支援金制度の創設を盛り込んだ子ども子育て支援法などの改正案は、衆議院を通過し今後参議院で審議される。改正案には、少子化対策強化に向け児童手当や育児休業給付を拡充するとともに、財源確保のため公的医療保険に上乗せし、国民や企業から集める支援金制度の創設などが盛り込まれている。改正案は、自民・公明などの賛成多数で可決。与党は、支援金制度は歳出改革などで社会保険負担の抑制を図りながら運用うするため、国民に実質的な負担を生じさせるものではないとした上で、少子化対策の安定財源に不可欠だとして丁寧に説明を続け、改正案の早期成立を図る方針。一方野党は、さらなる高齢化が予想される中、社会保障分野の歳出改革には限界があり支援金制度が国民負担を招くのは明らかなで、拠出額の資産を巡る問題も誠実さにかけるなどと批判を強めていて、参議院でも論戦が続く見通し。
弘前公園から中継。この公園に52種類約1600本の桜が植えられている。昨日満開の頼りが届いた。ここ数年は温暖化の影響で満開の時期が10日~2週間ほど早まっている。基本的に1つの芽から3~4つほど花を咲かせると言われるが、弘前は多いところで7個も花を咲かせると言われている。このボリュームが生み出す桜並木が絶景だという。ソメイヨシノは寿命があり、一般的に60~80年と言われているが、弘前の桜は樹齢100年を超えるものが400本ある。チーム桜守のみなさんが、1年かけて大切に育ててきたため元気に花を咲かせることができるという。満開の期間は3日ほどだが、散り始めて見れる花筏が楽しめる。弘前さくらまつりは来月5日まで開催。
日本でも公開が始まったイギリス映画「異人たち」。この原作が、去年亡くなった脚本家・山田太一さんが37年前に書いた小説。主人公は、ロンドンに1人孤独に暮らす中年男性。子供の頃に両親を事故で失った過去がある。その両親が当時の若い姿で現れる。「もし死んだ両親に再会できたら」と誰もが想像を掻き立てられるようなストーリー。山田さんは、これまですることが無かった過去に向き合ったと明かしている。現在をしつこく書いていこうと思ってやっていたが、人間は大半は過去の産物なので過去というのは無視できないなどと話した。小説には自身の過去が色濃く反映されている。主人公は同じシナリオライター。そして、山田さんも10歳で母親を亡くしていた。山田さんの次女は、小説を書いた当時は批判されたり家族の体調が良くなかったりと山田さんにとって難しい時期だったという。自分のいい所も悪い所も全部ひっくるめて受け止めてくれる存在が、幻想の中の両親ではないかと思ったそうだという。だが中年の男が父母に甘えたいというのは誰も読みたくないだろうから、ファンタジーの力を借りて亡くなった両親であればうまくいくのではと思い当たったと言っていたという。山田さんの小説では、初めての翻訳となった「異人たちとの夏」。今では10を超える言語で読まれている。映画化しようと目をつけたのがアンドリュー・ヘイ監督。この物語に深い共感を覚えたという。監督は、主人公自身と同じ同性愛者という設定に変えた。山田さんと同じ様に自分の過去に向き合おうとした。両親は中年になった主人公に小さな子どものように接する。無償の愛に主人公は癒やされていく。そしてゲイとして抱えてきた葛藤を両親にぶつけ、和解していく。過去に向き合い今の自分に折り合いをつけたいという思いは、国や言葉、セクシュアリティを超えて普遍的なものであると監督は言う。山田さんは亡くなる直前に完成を見届けていた。満足そうに感慨深げにしていたという。
8大会連続のオリンピックを目指す日本。初戦から先発メンバーを7人入れ替えてパリ五輪アジア最終予選UAE戦に臨んだ。前半に木村がゴールを決め、後半も主導権を握り川崎が追加点を奪い2-0で快勝。第3戦をまたずに決勝トーナメント進出を決めた。次の試合は22日。1次リーグ第3戦でグループ1位通過をかけて韓国と対戦。
阪神対中日の試合。阪神は2回の満塁のチャンスに木浪が先制2点タイムリーを放った。木浪は昨季、満塁時の打率が4割を超えていた。3回には森下が4号ホームランを放った。5回には大山が今季1号ホームランを放った。7-0で阪神が勝利。阪神は今季初めて勝ち越した。
パリーグでは、首位ソフトバンクがオリックスとの打ち合いを制し9-7で勝利した。
為替と株の値動きを伝えた。