2024年4月20日放送 6:30 - 7:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
南利幸 井上二郎 赤木野々花 
おはWORLD
Today’s PICK UP インド総選挙 若者の雇用はいま

5年に1度行われるインドの総選挙は有権者の数が約9億700万人で投票所が100万か所以上あることから世界最大の総選挙と呼ばれている。選挙ではインド人民党のモディ首相と国民会議派等の野党連合のラフル・ガンジー氏の対決となり、選挙の争点の1つに若者の雇用がある。ニューデリーには外資系やIT企業が集積し近年インドで最も発展を遂げている。IT企業等に務める高収入の若い世代からは高級住宅が人気だという。モディ首相は今回3期目を目指しており、これまで強いリーダーシップで外国からの投資誘致や製造業の振興等の経済成長を牽引してきた。またIT関連のスタートアップ企業の支援を手厚くし、モディ政権では10万社以上のスタートアップ企業が誕生している。しかし経済政策の成果は国全体に広がっていないのが現状で、ILOの報告書では大卒者の失業率は29%となっている。野党側は若者の失業が深刻化しているとして雇用創出を最優先課題にしている。専門家は様々な分野にまたがった中小企業の振興策が求められると話す。

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インド人民党チェンナイ(インド)ナレンドラ・モディニューデリー(インド)バース大学ラフル・ガンジー国民会議派国際労働機関
スタジオトーク

専門家はインドの格差は都市部で仕事を求める若者にとどまらず、全体人口の6割を占める農村と都市部で大きな歪が生まれている等と話した。農村に住む人達はインフラ整備が進んでいないため生産性の低さから政府に対策を求めて2月には数千人規模のデモが行われるなど不満が高まっている。選挙の世論調査では与党のモディ首相陣営が優勢である。

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ナレンドラ・モディ
(ニュース)
気象庁 長時間継続の津波 解説強化へ

津波が長く続いた場合、変化する情報をどのように伝えるか議論してきた気象庁の検討会は津波の予測には不確実性もあることも踏まえ状況や見通しをさらに丁寧に伝えるなどとする報告書をまとめた。気象庁は報告書の提言を踏まえて対応することにしていて津波が長時間続いたときの解説を充実させるとともに津波の特徴などについて普段から関係者への説明や啓発に力を入れたいとコメントしている。

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気象庁
”演劇通して 沖縄を伝えたい”

演劇「カタブイ、1995」。主人公は若いときに若いときに沖縄でサトウキビの収穫を手伝ったことがある東京出身の男性で当時世話になった農家を20年ぶりに訪れ家族との交流を通じて沖縄の基地問題を描く。1995年、米兵による暴行事件が起きた。当時、日米地位協定を盾に兵士の身柄の引き渡しを拒否したアメリカ軍。その不条理に対する憤りや悲しみを表現している。沖縄の劇団「エーシーオー沖縄」の代表・下山久さんが舞台を企画した。下山さんは東京出身で1972年本土復帰の年に初めて沖縄を訪れた。沖縄船や基地問題など100本以上の作品を手掛けてきた。1995年をテーマに選んだ理由について下山さんは沖縄だけでなく日本という国が大きく変わるかもしれないと思ったなどと話した。事件から1ヶ月後日米地位協定の改定や基地の整理縮小を求めて多くの県民が立ち上がった。主催者発表で8万5000人が集まった県民大会。沖縄に基地が集中し本土との温度差を片側だけ雨が降るカタブイという沖縄の言葉を使って表した。下山さんは沖縄の課題を発信し続けていく考え。

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アメリカ合衆国軍エーシーオー沖縄カタブイ、1995サトウキビ普天間飛行場東京都沖縄県沖縄県民総決起大会
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赤瓦の屋根を残したい 職人を育てる取り組み

沖縄を彩る「赤瓦の屋根」。職人が減少し文化財保護の危機に瀕している。この道20年の田端忠代表理事は「瓦の建物が極端に減ってしまって、後継者がいなくなっている」などと話した。田端さんは行政などにも働きかけ、若手を育成し世襲にとらわれずに人材を募集している。公務員から職人になった神里杜さんは「赤瓦の景観を残していくのに役に立つことが出来たら」などと話した。複数のベテランが集中指導していて、田端さんは「行政や団体にも支援をいただかないと100年語を見据えた職人は大変」などと話した。

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八重瀬町(沖縄)沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合
(経済情報)
経済情報

為替と株の値動きを伝えた。

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外国為替市場
(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

関東の気象情報を伝えた。

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