- 出演者
- 檜山靖洋 廣瀬雄大 近藤奈央 大谷舞風
オープニング映像が流れ、スタジオメンバーが挨拶した。
アメリカの関税措置の交渉期限 8月1日が迫る中、日本時間昨夜に赤澤経済再生相が閣僚交渉のためワシントンに到着した。赤澤経済再生相はベッセント財務長官、ラトニック商務長官、USTR グリア代表らとの会談を行いたいとしていて、参議院選挙の結果については交渉に影響はないとの考えを示した。
日米関税交渉を担当するアメリカのベッセント財務長官は参議院選挙の結果が交渉に及ぼす影響について、「優先するのは日本政府の内部事情ではなく、アメリカ国民にとって最良の合意を得ること」などと現地メディアに述べた。また来月1日に迫る新たな関税措置の発動期限について「8月1日までに合意することよりも高い質での合意を成立させることを重視している」などと各国との交渉を急ぐつもりがない考えを交渉した。
参議院選挙で自民・公明の与党が過半数割れになったことを受け昨日石破首相が公明党の斉藤代表と会談し、日米関税交渉などの課題に対応する必要があるため引き続き両党で政権運営にあたる方針を確認した。その後石破首相は国政に停滞を招かないよう総理大臣を続投する意向を正式表明した。また森山幹事長ら党執行部も続投させるとした上で、今後の政権運営については政策ごとに野党と合意形成を図っていく考えを示した。ただ自民党内からは責任を取って辞めるべきとの意見も出ている。
参院選の結果を受けて野党側からは「民意を無視して居座る石破政権とは厳しく対峙していかなければならない」、「与党の過半数割れという状況は政策実現という意味で良い結果だったと思う」、「これまでの石破政権下ではなし得なかった政策の実現に向けて野党や一部与党と協力していきたい」などのコメントが出た。
今回の選挙結果を受けアメリカは「日本政府と地域の安定・防衛・経済など幅広い分野で協力することを継続できるよう期待していく」などコメント発表した。一方関税交渉を巡ってアメリカの有力紙は関税発動直前のタイミングで混乱が生じる可能性もあると伝えている。この他韓国が「堅固で成熟した関係構築のために日本側と緊密に意思疎通していく」とコメントするなど、各国が選挙結果を受けて反応を示している。
日本ハムの先発細野は先月のプロ初勝利から2連勝中。3回までヒット2本に抑える。万波中正がタイムリーツーベースとなり先制する。細野は4回以降ノーヒットピッチングで、6回無失点の好投。日本ハムが3連勝で前半戦を締めくくった。
ソフトバンクは今シーズン初の6連勝。巨人は吉川のタイムリーヒットでサヨナラ勝ちし、連敗を4で止めた。
70歳以上のカテゴリーのサッカーチーム「FC70室蘭」は、77歳までのメンバーが所属している。おととし結成されたばかりだが、全道大会で2連覇し全国制覇を目標に掲げている。カギは新たな力。監督が大きな期待を寄せている選手が、ルーキーの伊藤さん。ポジションはボランチで、攻守にわたり運動量が求められるチームのかじ取り役。中学2年からサッカーを始め、高校ではキャプテンとして全国大会にも出場した。伊藤さんにとって、サッカーはかけがえのないものだという。この日道南ブロックのリーグ戦が開幕し、伊藤さんは先発メンバーに選ばれた。新加入選手の融合をテーマに、2試合に臨んだ。初戦は苫小牧のチームと対戦し、11対0で大勝した。全国大会では、1日2試合行うこともあり、疲れが溜まるなかで力を発揮できるかが問われる。前半は選手の動きが重くパスがうまく繋がらない。ハーフタイムで、伊藤さんは積極的に声をかける。1対0で勝利したが、監督は納得していなかった。チームは今年10月に行われる北海道の大会で優勝すれば来年の全国大会に出場できるという。
為替と株の値動きを伝えた。
自民党・木原選対委員長は昨夜、BSフジ「プライムニュース」に出演し、参議院選挙の結果について「国民は自民党と公明党に「ノー」を突きつけた。本当に真摯に受け止めないといけない」と述べた。また、石破首相の続投意向について「このあとどういう政権がありうるのか十分に見えていない中で石破総理は「まず自分がふんばって」という思いを吐露したのだろう。総理が歯を食いしばってやるのであれば執行部として支えていくことが第一で当面しっかり支えたい」と述べた。その上で「選挙の責任は選挙対策委員長にある。まずは敗因を分析・検証した上で然るべきタイミングで身の処し方は考えたい」と述べた。一方で党内で石破首相の責任を問う声が出ていることに対し、「会見での説明で理解を得られるかどうか。まだ十分ではないと率直に言わざるを得ない」と指摘した。
1986年の福井中学生殺害事件の再審で今月18日、名古屋高裁金沢支部は前川彰司さんに無罪を言い渡した。前川さんは袴田巌さんの姉・ひで子さんに判決について報告した。また、再審制度の見直しに向け、前川さんが「機運が盛り上がっているので共闘して実現しましょう」と呼びかけると、ひで子さんは「のんきに休んでいる暇はないから頑張っていこう」と応じていた。
オーストラリアは海洋進出を強める中国を念頭に新たにフリゲート艦11隻を導入する計画で、日本とドイツを共同開発のパートナー候補として絞り込んでいる。日本は海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「もがみ」型をベースにした共同開発を提案しており、きのうはオーストラリア・キャンベラで護衛艦を建造する三菱重工業・泉澤清次会長が閣僚らに直接働きかけた他、国防関係者に護衛艦の性能や民間工業品を輸出してきた実績をアピールしていた。さらに海上自衛隊は今年に入り、共同訓練の一貫で「もがみ」型の護衛艦をオーストラリアに相次いで寄港させ、艦内に関係者を招いて説明を行っており、日本は官民あげて取り組んでいる。一方でドイツ側はオーストラリアの複数メディアを招き、フリゲート艦を輸出してきた実績を強調したり、ライバルの日本には防衛装備品を輸出した経験が乏しいことを指摘したりしている。オーストラリアによる最終的な選定は今年後半の見通し。これを前に双方が働きかけを強めている。
イラン外務省・バガイ報道官は21日の会見で「核開発をめぐり、中国・ロシアとの実務者レベルの協議を22日にテヘランで行う」と明らかにした。この中ではイギリス・フランス・ドイツが2015年の「核合意」で解除されたイランへの国連制裁を再開させる「スナップバック」と呼ばれる措置の発動を示唆していることについて、「この発動を防ぐか影響を軽減するための対抗策を話し合う」としている。スナップバックをめぐっては、先月、イスラエルとアメリカがイラン国内の核施設を攻撃して以降中断しているアメリカ・イランの核協議の再開に向け、ヨーロッパの3か国がイラン側に圧力をかける狙いもあると伝えられている。イランは今月25日には3か国とも協議を行う予定で、これを前に各合意にも参加した中国・ロシアと連携する姿勢を示すことで、欧米側を牽制する狙いがあるとみられ、各国を巻き込んだ駆け引きが活発になっている。
海の日のきのう、静岡県松崎町の海水浴場では、3000個のサザエが用意され、大勢の観光客が集まった。海でサザエ狩りを楽しむこの催しは、地元の観光協会が毎年海の日に行っている。子どもたちが波打ち際でサザエを拾った後、大人たちが少し深いところにまかれたサザエをとっていた。
海の日制定の由来となった重要文化財「明治丸」。東京海洋大学は、その特別公開などを行った。船内部では、皇族などの乗船に備えた当時の豪華な家具なども見ることができる。キャンパスでは、大学の研究室が公開されたほか、マイナス20℃の冷凍コンテナの中に入る体験コーナーもあった。
島根県津和野町で、伝統の神事「鷺舞」が行われた。鷺舞を含む民俗芸能は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。口を開けたオスと口を閉じたメスの2羽の白鷺に扮した舞手がひのきの板でできた羽根を響かせながら緩やかに舞う。向かい合った2羽が羽根を大きく広げた優雅な姿を披露する。疫病退散を願う神事が奉納された。