2023年8月22日放送 14:05 - 14:32 NHK総合

NHK地域局発
ザ・ライフ 選“平和のバトン”託し続けて〜元学徒・中山きくさんの生涯

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。2022年6月23日の沖縄・慰霊の日に白梅之塔の慰霊祭に参列した、元女子学徒の中山きくさんの活動を、実の甥である俳優の津波信一さんが取材した。学徒出陣の体験を語り部として伝える活動を続け、今年1月12日に94歳で死去。

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中山きく慰霊の日沖縄県白梅之塔
(ザ・ライフ)
“平和のバトン”託し続けて

中山きくさんの甥である津波信一は中山さんの家を訪れた。中山さんの家には戦争体験を伝える資料が残されている。中山さんは78年前負傷兵の看護にあたっていた。沖縄戦では県内各地に学徒隊が結成され、中山さんが通っていた女学校では白梅学徒隊と呼ばれた。中山さんは生き残ることができた一方で22人の学友を失った。中山さんが大切にしていたのが寄せ書きで若い世代との交流の記録である。

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中山きく沖縄県立第二高等女学校那覇(沖縄)

津波信一は元小学校教員の上間さんの家を訪れた。上間さんは終戦の翌年17歳で教員になった。中山きくさんとは交流を続けていたが戦争のことは一度も聞いたことがなかった。昭和50年中山さんは夫の転勤で広島で暮らすことになった。戦争体験を語り続ける人を見て平和への思いが集まることを知った。

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中山きく広島平和記念公園広島県

1999年沖縄に戻った中山さんは戦争体験を伝える活動を始め県内の児童生徒たちや修学旅行生の平和学習を引き受けた。お礼の手紙が届くと必ず返事を書いた。できるだけ電話もかけ悩み事の相談も受けた。安部さんは16年前中山さんと出会ってから毎年近況報告してきた。安部さんは交流を続ける中で戦争のない世の中を作る一番の近道と伝えたかったと思うようになった。教師の伊藤さんも7年前中山さんに修学旅行の協力を依頼した。伊藤さんは授業の中で沖縄戦について教えている。

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中山きく広島学院中学校・高等学校

中山さんについて息子は「戦争体験をするときとても生き生きしていた顔が思い出される」などと話した。去年6月中山さんは公の場で最後の姿になった。中山さんが亡くなってからもバトンを受け取った人たちが慰霊の塔を守っている。新垣さんは高校生の時に中山さんと出会い沖縄戦について語り始めた。盈進中学高等学校に通う山中さんは3年前修学旅行で沖縄を訪れた際中山さんから平和のバトンを引き継いだ。

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中山きく沖縄尚学高等学校・附属中学校盈進中学高等学校
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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