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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(NHK映像ファイル あの人に会いたい)
俳優 財津一郎
甲高い声の独特なギャグで知られる俳優の財津一郎。テレビや映画・ミュージカルと幅広い分野で活躍した。財津さんは昭和9年熊本県で生まれ、財津家は先祖代々阿蘇に広大な土地を持つ地主で農林省に務める父の転勤で幼少期を東京で過ごす。舞台や歌の楽しさが財津少年の心に深く刻まれた。戦況の悪化に伴い熊本に疎開し11歳のときに終戦。父はシベリアに抑留され、阿蘇の土地のほとんどを農地改革で失ってしまった。残されたわずかな土地を母と耕す苦しい生活が続いた。地主の子だからといじめられていた時恩師に出会った。高校ではコーラス部や文化祭の演劇で活躍し、多くの演劇人を生んだ早稲田大学を目指し上京するが受験に失敗し人生のスタートでつまづいてしまう。昭和37年には吉本興業に入社しもがき苦しむ毎日が続いた。苦闘の末ついにチャンスを掴み、テレビ番組「てなもんや三度笠」への出演となった。全国にその名が知られるようになった財津さんはミュージカルに挑戦したいという思いが抑えきれなくなった。40代半ばになってマイ・フェア・レディや洪水の前などミュージカルの仕事が次々と舞い込むようになった。一方で相手役食ってしまうという批判を受けることもあった。平成7年、財津さんは脳内出血で倒れてしまったが翌年放送された大河ドラマ「秀吉」で見事復帰を果たした。受けの芝居を徹底的に学んだ財津さんはテレビ・映画・ミュージカルと一流のエンターテイナーとして認められるようになった。財津一郎さんは常に熱い血をたぎらせ自分の夢を追い続けた89年の生涯だった。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。
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