- 出演者
- 藤田大介 杉野真実
オープニング映像。
衆議院の3選挙区で補欠選挙が告示された。東京15区の補選は、この選挙区の自民党議員が公職選挙法違反事件で辞職したことを受けて行われる。島根1区は、細田前衆議院議長が亡くなったことを受けて行われる。長崎3区は、この選挙区の自民党議員が政治資金規正法違反事件で辞職したことを受けて行われる。自民党の派閥の政治資金を巡る事件が起きてから初の国政選挙で、岸田政権の一連の対応などについて有権者の判断が示される。3つの補選は今月28日に投開票される。
今回の補欠選挙について。天野記者の注目ポイントは「自民党が事実上の全敗となるか」。自民党は東京15区と長崎3区で候補者を立てることができず、既に不戦敗となるが、島根1区には候補者を擁立していて、与野党対決の構図となっている。岸田総理も週末に応援に入ることを検討するなど、自民党は力を入れている。今回の補選で自民党が惨敗すれば”岸田おろし”の動きが加速化するとみられ、これに対して総理に近い政権幹部は「党内で騒いでいる場合ではない」と指摘し、政権運営への影響は限定的なものになるとの見方を示している。一方野党側は全勝を目指しており、特に3選挙区全てに候補者を擁立している立憲民主党のある幹部は、「3勝したら大きな弾みになる」と話している。
国民年金の保険料納付期間は、現在20歳～60歳までの40年となっている。厚生労働省は公的年金が将来にわたり健全に維持できるか点検する「財政検証」で、この納付期間を65歳までとした場合に、将来世代が受け取る年金額の試算を行う方針だという。この他、一定の給与がある高齢者の厚生年金を減額する「在職老齢年金制度」の変更や、給与が高い会社員らの保険料引き上げなども試算を行う方針で、今日の午後に専門家らの部会で議論を開始する予定だという。厚労省は夏頃に結果を公表し、年内にも年金制度の改正案をまとめたいとしている。
環境省は今日、クマ類を「指定管理鳥獣」に指定した。指定管理鳥獣はこれまでニホンジカとイノシシが対象だったが、新たにクマ類が追加された。2023年度はクマの餌となる木の実が不作で、東北地方を中心に過去最多の198件・219人の人身被害が発生。6人が亡くなった。指定管理鳥獣に追加されたことによって、都道府県が行う捕獲や対策などに国の交付金が活用できるようになるとのこと。
中国政府が今日発表した今年1月～3月のGDP成長率は、去年の同時期と比べてプラス5.3％となり、今年の政府目標である5％前後を上回った。1人あたりの消費支出が前年同期比プラス8.3％と伸びたことなどが起因したとされている。ただ不動産開発への投資はマイナス9.5％と依然として下落幅が大きく、景気回復への重荷となっている。また失業率は5.2％で前年より改善されたが、若者の失業率は発表されなかった。中国政府は経済のテコ入れを図っているが、景気の先行きには不透明感が漂ったままとなっている。
ドジャース大谷翔平選手がナショナルズ戦に2番DHで出場した。この試合は黒人初のメジャーリーガージャッキー・ロビンソンさんを称え全選手背番号42を着用していた。第1打席に大谷選手はライト前に運ぶヒットを放ち2試合連続、今季ナ・リーグトップの26本目となった。試合は現在も続いている。
ヒルナンデス！の番組宣伝。