- 出演者
- 矢島学 高塚哲広
オープニング映像。
ウクライナの和平への道筋について、各国の首脳級が協議する平和サミットは初日の日程を終えた。ウクライナ・ゼレンスキー大統領は会見で「このサミットで歴史が作られるのを目撃すると信じている」と述べた。ゼレンスキー大統領が提唱した今回の平和サミットには、100の国と組織の首脳級が参加。初日は26か国の大統領や首相らが恒久的な平和の大切さを訴えた。岸田総理は原発の安全確保について「共同議長として議論に積極的に貢献していく」と述べている。一方、今回のサミットにロシアは招待されておらず、ロシア・プーチン大統領は14日の演説で、「ロシアが参加しない会議は無意味だ」と強調。ロシアの友好国・中国も出席を見送っている他、ロシアとの関係を維持しようとするグローバルサウスの多くが首脳の出席を見送っている。フランスメディアは「目的は思想的にはロシア以外の全世界がウクライナを支持していることを示す事だったが、明らかにそうではないと」と述べた。
岸田総理大臣はG7サミット出席のため訪問していたイタリアで衆議院の解散や自民党の役員人事を行う考えがあるか問われ、「政治改革をはじめとする先送りできない課題について、全力で取り組んでいるところ。結果を出すこと以外については今は考えていない」と述べ、これまで通り否定した。今の国会の会期末が今月23日に迫っても否定を続ける岸田総理だが、9月の自民党総裁選挙での再選をにらみ、解散を模索してきた。しかし政権の低迷は長期化していて、政府与党内には解散はおろか、事態打開のために人事を行うことももはや困難との見方が広がっている。岸田総理はこの後、自民党の提案した政治資金規正法改正案を成立させ、成果とし態勢を立て直したい考え。ただ野党・立憲民主党は、内閣不信任案の提出も視野に対決姿勢を強めている。この内閣不信任案をきっかけに岸田総理が解散するのではとの見方は最後までくすぶっていて、与野党の攻防は最後の山場を迎える。
ドジャース対ロイヤルズ戦。山本由伸投手が先発登板し、大谷翔平選手は2番指名打者として先発出場。今シーズン7勝目をかける山本投手は、初回を無失点で終えたものの、2回を投げたところで緊急降板。球団は「上腕三頭筋の張り」と発表した。また大谷翔平選手は、ここまで3打席でノーヒット。
カブス5−1カージナルス。カブス・今永昇太が、7回を投げ6奪三振、1失点の好投でメジャー自己最多委103球を投げ、今シーズン7勝目をマークした。
今月20日の「世界難民の日」に向け、難民のものがたりをテーマにした展示会「難民のものがたり展」が東京・世田谷区で始まった。展示会ではさまざまな国の難民をテーマにした本が展示されている。本には難民の子どもが自身の体験について描いた絵もあり、空爆などの攻撃で傷ついた人や家を燃やされる様子、兵士から逃げる村人など、戦時下の悲惨な光景が子ども目線で描かれている。初日のきのうはトークイベントも開催され、シリア出身で難民の背景を持つ2人が「難民について理解を深めてほしい」と訴えた。主催するUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、イベントを通し、難民の保護と支援に対する関心が高まってほしいとしている。展示会は今月23日まで。
関東の気象情報を伝えた。
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