- 出演者
- 森富美
オープニング映像。
夏の高気圧に覆われ、関東など東日本を中心に35℃を超える猛烈な暑さになりそう。熱中症に厳重に警戒を。東京都心は午前10時前には35℃に達し、12日ぶりの猛暑日になっている。各地の最高気温は、さいたま、前橋、静岡などで37℃、東京、名古屋、高松、鹿児島などで36℃、横浜、大阪、福岡、那覇で35℃と猛烈な暑さが予想される。湿度も高く、熱中症の危険性が極めて高まるとして、熱中症警戒アラートが27の都府県に発表されている。我慢せずに冷房を使用し、水分や塩分を小まめに取るなど、熱中症対策の徹底を。一方、西日本から北日本は湿った空気の影響で、大気の状態が不安定になる見込み。天気の急変による強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意を。
米国の大統領選挙からの撤退圧力が強まる中、バイデン大統領は19日、来週から選挙活動を再開する考えを示した。ワシントンポストによると、19日だけで新たに12人の民主党議員がバイデン大統領に選挙戦からの撤退を求めた。一日あたりの人数としては最も多く、これまでに撤退を求めた民主党議員は35人にのぼり、全議員の1割を超えた。米国メディアは近く撤退を決断する可能性があると報じているが、バイデン氏は19日、声明で「来週、選挙戦に戻るのが楽しみだ」と述べ、選挙戦を続けることを改めて強調した。バイデン氏は現在、新型コロナウイルスに感染し選挙活動を取りやめているが、ホワイトハウスは19日「症状はきのうより大幅に改善した」と発表した。
米国大統領選挙で返り咲きを目指すトランプ前大統領が19日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談したと明らかにした。トランプ前大統領は19日、ゼレンスキー大統領と電話で会談し、SNSに「非常に良い会談だった」と投稿。トランプ氏が共和党の大統領候補に正式に指名されたことをゼレンスキー氏は祝福した上で、銃撃事件を非難したという。その上でトランプ氏は「次期大統領として世界に平和をもたらし、多くの命を奪った戦争を終わらせる」として、ロシアによるウクライナ侵攻の和平に向けた交渉ができると強調した。トランプ氏は18日の共和党大会の演説でも、「私が大統領なら戦争は起きなかった」と主張し、和平の仲介への意欲を見せていた。ゼレンスキー氏もSNSで、永続的な平和の実現のためトランプ氏と直接会談することで合意したと明らかにしている。
中国が台湾に攻め込む台湾有事の可能性が指摘される中、国会議員らによるシミュレーションが行われた。防衛相役・細野豪志衆院議員「武力攻撃予測事態ということで、認定を検討してほしい」。シミュレーション「台湾海峡危機政策シミュレーション」は民間のシンクタンクが主催し、国会議員や自衛隊の元幹部らが参加。2027年に中国が台湾に侵攻することを想定して、日本政府が取るべき対応を検証した。想定するのは、中国の動きに連動し、北朝鮮とロシアも活動を活発化するなど、複合的な事態。首相役・小野寺五典元防衛相「北朝鮮が日本を攻撃してくる可能性が出るかもしれない。(中国の)陽動作戦だと判断できるかどうか」。その中で議論となったのは、中国の台湾侵攻に伴って外部から日本への攻撃が予測される武力攻撃予測事態を認定するタイミング。認定によって日本が危機を煽ったとみられるリスクに慎重な姿勢だったが、台湾海峡に中国軍の兵力が集結した時点で、国民保護の観点から予測事態が認定されることに。また、中国側からのサイバー攻撃については、導入に向けた議論が進むサイバー攻撃を未然に防ぐ能動的サイバー防御について、実施を決めた。法整備をした上で、サイバー攻撃への防御力を高めることが課題だとされた。万が一に向けて万全の備えが求められる。
全国の天気予報を伝えた。