- 出演者
- 杉野真実 伊藤大海
オープニング映像。
自民党は選挙前から大幅減の191議席。石破首相と森山幹事長は続投の意向。また、与党・公明党の石井代表が落選するなど議席を減らして24議席となった。この結果、自民党、公明党の与党は合計215議席で過半数の233議席を確保できず。自公の総選挙での過半数割れは2009年以来15年ぶり。立憲民主党は選挙前野98議席から大幅に議席を増やし148議席を獲得。他の野党とも連携した政権交代について野田代表は「各党と誠意ある対話をしていきたい」と述べる。日本維新の会は選挙前の43議席から減らし38議席。馬場代表は自公の連立政権入りは否定。自らの進退に関しても執行部と協議する考えを明らかにした。国民民主党は選挙前の4倍となる28議席を獲得。玉木代表は連立政権入りを否定。「政策を実現していくことを政府与党に求めていきたい」。この他、共産党は議席を減らし8議席、れいわ新選組は議席を増やし9議席。社民党は1議席を確保。参政党と日本保守党は3議席を獲得。
国会記者会館からの中駅。自民党、公明党の与党は過半数の233議席を確保できず。今後の政権運営どうなる？自民党本部では臨時役員会が開かれている。今回の衆院選で自公で過半数を獲得できなかった敗因の分析や今後の党運営についてなどが話し合われるとみられる。すでに小泉選対委員長は選挙の責任をとり辞める意向を示す。自民党内は「小泉さんだけでは済まない」との声も。石破総理と森山幹事長は続投の意向を示している。ある閣僚経験者は「首相も幹事長も辞めないじゃ済まない」。石破政権は今後、首相指名選挙や国会運営に向けて野党との話し合いが不可欠。ある自民党幹部は「協力する相手は国民民主党。政策面での協力あるいは閣外協力をお願いしていくのが基本だ」。立憲民主党・野田代表も他の野党との連携を模索。まずは順番として国民民主党と…との質問に立憲民主党・野田代表は「基本的にはそういうことになるだろうと思う。基本的な考え方の整理は従来から泉執行部のときに連合を介して国民民主党とやってきたのでそれを引き継ぐということをずっと申し上げている」。一方、国民民主党・玉木代表は自民党と連立する考えはないと強調。玉木代表は「考えておりませんということは選挙中も申し上げた。改めてそのことは申し上げた。これまでと同じだが政策本位でいい政策されば協力するし、ダメなものはダメと言っていく」。「コミュニケーションは自民党に限らず立憲民主党や各党ともやっていく」。
米国・ニューヨークタイムズは「日本の政治はここ数年で最も不透明な時期に突入した」と伝える。英国・BBCは「政治の混迷で世界4位の経済の先行きにも不安感が漂う」と指摘。中国・共産党系の環球時報は「石破政権の政権運営は大きな困難に直面している。選挙結果が日中関係に与える影響はそれほど大きくないだろう」。韓国の朝鮮日報は「融和姿勢の石破総理のリーダーシップ弱体化は関係改善に赤信号」。
株式市場への影響について。東京株式市場の日経平均株価は大きく値を上げ700円を超える。東京株式市場はほぼ全面高の展開。日経平均株価は一時700円超。要因は円安。与党の過半数割れで今後の政策決定が難航するなど政治が不安定になることへの警戒感や利上げに動きにくくなるとの見通し。1ドル＝153円台まで円安が進む。株式市場では円安を受けて、輸出関連株を中心に買い注文が多く入る。
経済情報を伝えた。
- キーワード
- 日経平均株価
日テレNEWS NNNの映像。
- キーワード
- 日テレNEWS NNN
気象情報を伝えた。
- キーワード
- 汐留（東京）
ヒルナンデス！の番組宣伝。