- 出演者
- 藤田大介 石川みなみ
オープニング映像。
中東情勢を受けて原油価格が急騰し株価が下げ止まらない展開となった。東京株式市場で日経平均株価の午前の終値は先週末より3880円安い5万1740円だった。下げ幅は一時4200円を超え、5万1000円台となり、中東情勢悪化以降、7000円以上下落している。また、イランの新たな指導者に反米保守強硬派のモジタバ師が選出されたとの報道やエネルギー施設への攻撃などを受け、アメリカ産WTI原油先物価格が1バレル=110ドル超まで上昇。日本はエネルギー価格による影響が懸念されている。市場関係者は「政府の対策が講じられなければガソリン価格は1か月程度で1リットル235円まで上昇するのでは」と分析。エネルギーを特に中東に依存している日本はどこの国より弱い状態だと指摘している。
イランの新しい指導者にハメネイ師の二男・モジタバ師が選出されたとイランメディアが伝えるのに先立ち、トランプ大統領はABCの取材に「我々の承認を得なければならない」とした上で「承認を得なければ長くは続かない」と強調。ただ、モジタバ師は反米保守強硬派とされ、トランプ氏が承認するような後継者ではない。また、トランプ氏はこれまで新しい後継者選びに自ら関与する考えを強調してきたが、モジタバ師はイランの聖職者の会議で選ばれ、アメリカ側は関与していないとみられる。さらにモジタバ師はイランの革命防衛隊との関係が深いとされ、ワシントン・ポストは「トランプ大統領に対する強い反抗のメッセージとなる」と指摘している。一方でイスラエル軍は後継者が誰であっても標的になり得ると警告しており、モジタバ師が攻撃の対象となる可能性もある。
昨夜、オマーンの首都マスカットから日本人ら107人を乗せた政府のチャーター機が成田空港に到着。一方で空港の閉鎖や減便が続くカタール・クウェート・バーレーンから陸路でサウジアラビアまで移動した日本人らの退避も進んでいる。茂木外相はサウジアラビアの首都リヤドから早ければ9日にもチャーター機が成田空港に向けて出発するとしている。
現在、国会では関係閣僚が出席して予算案の審議が続いているが、中道改革連合・山本代表代行は中東情勢を受けた物価高対策の集中審議を要求した。来年度予算案を巡っては、きょう午後、高市首相が出席し集中審議が行われる。野党側は審議が十分に尽くされていないとし、さらなる集中審議も含めて来週も審議を続けることを求めている。一方で高市首相は原油高対策のためにも来年度予算の早期成立が必要との考え。与党側は今週金曜日に衆院予算委で締めくくりの質疑を行った上で本会議で採決し参議院に送る構え。与野党は妥協点は見いだせておらず午後以降も断続的に協議が続けられる見通し。
汐留の映像を背景に気象情報を伝えた。
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