- 出演者
- 石井亮次 井上貴博 ホラン千秋 太田光（爆笑問題） 小倉優子 岸博幸 岩田夏弥 トラウデン直美 星浩
国民民主党の玉木雄一郎候補は街頭で写真撮影を自分から呼びかけていた。SNSにアップしてもらう作戦で若者への支持拡大を狙う。玉木氏は香川2区で当選確実。
日本保守党の河村たかしは先月歌手デビューを果たした。30年以上乗っている自転車で街宣していた。河村氏は愛知1区で当選確実。支持者の91％が「既存の政治家に不信を感じる」と回答した。
旧統一教会の韓鶴子総裁を称える言葉などが問題になった自民・山本朋広候補は、街頭演説で「カルトにNO、裏金にNO」と旧統一教会との関係を絶ったと強調した。旧統一教会のイベントに発覚した山際大志郎候補は、メディアに撮影させないステルス選挙を展開。終盤になって有権者の前に現れたが、旧統一教会には触れなかった。山本候補が出馬した神奈川4区は立憲・早稲田夕季候補が当選確実。比例の結果は出ていない。
太田は石破総理に直撃。総裁選の際には解散総選挙の時期について予算委員会を行ってからと発言していたが就任前日に総選挙を表明し行われたのは党首討論のみだった。石破総理新しい政権ができたら審判を受けなきゃいけない、党首討論を行い討論番組に出て材料をお示しした、能登の復興は急がなきゃいけない、予備費・補正予算・本予算一気通貫でやるとなるとこれしかなかったと話した。
太田は今政治とカネがテーマになってるのは自民党の責任、本来はそれぞれ党首が「こういう国にしたい」と意見をぶつけているところを見たい、高市さんとは国防において共通点があるのに割れちゃうんだと失望感しかないと石破総理にぶつけた。
このあと石破総理と中継がつながる予定。太田が聞きたいポイントは自民党が非公認とした候補の支部に2000万円を支給していたことについて。石破総理は候補自身に出したものではなく選挙には選挙には使っていないと釈明している。
石破総理と中継をつないだ。非公認とした候補の支部に2000万円を支給していたことについて、石破氏は候補者が選挙に使うことが一切ないのは確実、党の広報に必要なものを支出した、法的にも倫理的にも問題はないと話した。太田は法的に問題はなくても今支給したら国民は選挙に使うと思い自民党にマイナスになし責任問題にもなる、総理になってなにか変化があったのかと話した。石破氏は今の開票時点で責任問題について言及すべきとは思わない、総裁選でも逆転で総裁になったので自分に党が全部賛同しているとは思わない、どうやって党の中で理解を得られるかはやっていかないと、自民党は決定のプロセスが大事な政党と話した。
女性問題が発覚し議員を辞職した宮沢博行候補は、地元では夫婦で頭を下げていた。不記載の問題についても有権者から厳しい言葉をかけられた。宮沢候補は静岡3区で落選確実。立憲の小山展弘候補が当選確実。
福井1区・稲田朋美は激戦。立憲・波多野翼と競っている。東京15区・大空幸星は激戦。無所属・須藤元気、立憲・酒井菜摘と並んでいる。
2021年に有罪判決を受け、3年間選挙に出られなかった菅原一秀候補。地元の祭りなどで違法な金銭提供をした罪に問われていた。今年も地元の祭りに積極的に参加するなど住民との交流を図ってきた。菅原候補の東京9区は激戦。開票率18.0％現在、立憲民主党の山岸候補と接戦となっている。
10年ぶりに小選挙区での戦いとなった北海道7区の鈴木貴子候補。最終日の演説では涙を流す姿も見られた。応援には父の鈴木宗男代表も訪れ、娘の姿に涙した。開票率39.0％時点で北海道7区は鈴木候補が当選確実。
神奈川16区は裏金問題のあった自民党の義家候補が落選確実。立憲民主党の後藤候補が当選確実としている。群馬4区では裏金問題のあった福田候補が大差をつけて当選確実とした。
当選一回で立憲民主党の代表戦に出馬した吉田晴美候補。今、支援者の間でじわじわ広がっているのが手作りの大根のぬいぐるみ。吉田候補は「私は八百屋の娘なんですけど、やはり暮らし、生活者の声、お願いという声は高まっていると思います」と語った。東京8区は吉田候補が当選確実としている。
自民党の小泉進次郎選対委員長は今回の選挙で全国各地へ応援に駆けつけた。行く先々で多くの人が訪れライブ会場のような熱気に包まれた。小泉氏は自身のSNSで応援の合間を縫って堪能した各地のグルメを紹介。グルメ動画の狙いはSNSを利用する若者たちに興味を持ってもらい投票を促すこと。若者の支持拡大を狙いSNSを活用している。
トラウデン直美は「私も小泉進次郎さんが応援演説に来ている場に行って取材をしてきたんですけどやっぱり人気はすごいですね。若い人もたくさんいらっしゃいましたし。あと高市さんが演説してらっしゃるところにも行ったんですけどあまりに応援している方々の層が違って本当に同じ党の方なのかと思いました」と語った。
広島1区で当選を果たした岸田文雄候補に話を聞く。自公過半数割れとなった結果について岸田候補は「与党に厳しい結果が出つつあると感じています。こうした国民の皆さんの判断や声は謙虚に受け止めなければならないと思います。ただ要因等については全体の結果をしっかり見たうえで冷静に分析しなければならないとも思っています」などと語った。また、旧統一教会の問題については「やはり社会的な問題を起こしている団体との接触については政治の立場にある者、これは慎重でなければならない。少なくともしっかりと説明をし、国民の皆さんに理解をしてもらう努力はしなければならない。こういった点から自民党としてもガバナンスコードの変更等を行って問題がある団体との関係についてしっかりとけじめをつける」などと語った。
総裁選で石破総理と戦った高市早苗候補と小林鷹之候補。今回の衆院選では全国から応援依頼が殺到。演説会場では二人を総理に推す声も聞かれた。全国130箇所以上を飛び回った高市候補は総裁選で高市氏を支持した候補者たちのために応援演説を行い、党内での人気を維持することに努めた。