- 出演者
- 石井亮次 井上貴博 ホラン千秋 太田光(爆笑問題) 小倉優子 岸博幸 岩田夏弥 トラウデン直美 星浩
星さんは政治家の世襲問題について「世襲問題は私は2つ論点があると思っています。一つは後援会のお金を引き継いで下駄を履いているってことがありますけど、もう一つは世襲の人を取り巻く後援会や地方の名士の人が多くて既得権益を守ろうとする。そういう中で既得権益を改革するとか脱却をするということが果たして本当にできるのかどうか。それ自体が自民党の政策の停滞につながっているのではないかというのが非常に大きな問題点だと思いますね」と語った。
東京15区は開票率87.0%で須藤元気、酒井菜摘、大空幸星が58000票で並んでいる。自民党の現職衆議院議員が立て続けに逮捕・起訴され、自民党への批判が高まる選挙区に自民党が送り込んだのは大空幸星候補。自ら立ち上げたNPOでは貧困家庭やヤングケアラーなど社会から孤立しがちな人を支援してきた。今回の選挙最年少25歳で出馬に踏み切った。小泉進次郎選対委員長は3回、応援に入った。選挙戦最終日には石破総理が駆けつけた。無党派層に支持する候補を聞いたところ、大空氏は3%だった。
大空幸星候補について、期待されている雰囲気は感じたが自民党自体に厳しい目が向いている中でなぜ出たんだというというような目が向けられているという印象を受けたとトラウデンはコメント。
国民民主党の玉木雄一郎代表に今回の選挙戦について聞いた。経済政策を訴えたことで一定の指示を得たとおもうと話した。30名弱の党員では政策実現が難しいので連立はするかという質問に対し、政策本位で協力できるところは協力するし、与党には強く求めると答えた。与党が現役世代重視の政策を取るなら与党とも連携するという。実質賃金が安定的にプラスになるまでは消費税減税を主張するという。
日本維新の会の馬場代表に今回の選挙戦について聞いた。議席が伸びなかった状況について、序盤戦はもっと厳しいアゲインストがあったが徐々に支援が伸びてきたと言った。兵庫県知事の問題は限定的だったという。都市部の改革思考の有権者の氷河維新から国民民主に流れた傾向については努力不足だったと話した。耳障りのいいことを言うのは簡単だが、我々は実際にやっているとした。今の与党と連携するつもりはないという。
自民党から非公認で衆院選東京17区に無所属で出馬した、平沢勝栄候補の選挙戦を取材。平沢候補は非公認となったことで、ポスターを刷り直しとなった。開票速報では、平沢候補がトップ。
河野太郎候補と中継をつないだ。社会保障制度改革を掲げた国民民主が躍進したことについて聞かれ、河野氏は社会保険料を上げてきたため現役世代への負担が大きくなっている、現役世代の負担を減らすための議論をしなければならないと総裁選でも主張した、今後も議論していかなければいけないと話した。太田は一致団結できないのが自民党の弱さ、国際情勢も危機的な中で党派を超えてエキスパートが集まれば国民は安心できる、河野さんが仕事してもらうのが一番重要なタイミング、政治家同士の争いが続くと思うとうんざりしてしまうと指摘。河野氏はやらしていただければそれなりに腕を振るう、総裁選終わってからも石破総理とはコミュニケーションをとっている、河野太郎はポストがなくてもそれなりに発言力があるからしっかりやってくれという総理とのコミュニケーションのなかでできることをやると答えた。脱原発から変節したことについては、AIとデータセンターの電力需要が急速に増えるので再生可能エネルギーだけでは賄えなくなった、化石燃料を引きずるわけにはいかないため使える原子力は使わざるを得ないと話した。最終処分場については、どこが適していてどこが受け入れをしてくれるかを進められるところまで進める、限界があれば見切りをつけて別のやり方に切り替えることは必要と話した。
獲得議席数は与党172、野党189で残る議席は93。東京9区は菅原一秀候補が落選確実。立憲の山岸一生候補が落選確実となった。神奈川18区は山際大志郎候補が落選確実。立憲の宗野創が当選確実となった。東京15区は大空幸星候補が落選確実。立憲の酒井菜摘候補が当選確実となった。宮城3区は西村明宏候補が落選確実。立憲の柳沢剛候補が落選確実となった。岩手3区は藤原崇候補が落選確実。立憲の小沢一郎候補が当選確実。愛知7区は鈴木淳司候補が落選確実。国民の日野紗里亜候補が当選確実となった。東京21区は小田原潔候補が落選確実。立憲の大河原雅子候補が当選確実となった。長野1区は若林健太候補が落選確実。立憲の篠原孝候補が当選確実となった。千葉3区の松野博一候補は当選確実となった。兵庫9区の西村康稔候補は当選確実。三重4区は鈴木英敬候補が当選確実。石川2区は佐々木紀候補が当選確実。比例の獲得議席はここまで自民が45,公明が14,立憲が37、国民が12,維新が11、れいわが6、共産が5となっている。自民の村上誠一郎候補、森下千里候補は比例での当選を確実とした。
河野太郎氏は総裁選では9人中8位に終わった。今年7月には持論の脱原発について再稼働に方針転換。存在感が薄くなったとの声もあるが、今回の選挙では仲間の応援に積極的に駆けつけた。
星は自民党のごく一部だけが反対している選択的夫婦別姓も小泉氏がやりましょうと言って一歩進んだ、世論がここまで示されブロックする理由ももうないので次の通常国会から大いにやればいい、遅いかもしれないけど財政の問題も社会保障の問題も進む意志があればできると話した。太田は日本の混乱の間にどんどん時が進んでウクライナ問題も激しさを増していく、緊急事態なのにもどかしさを感じていると話した。星は日本にもできることとできないことがある、国際社会への呼びかけはそれなりにやっていると話した。岸はしょうがない部分はあるが党内の政局の議論ばかりで残念な部分はあると話した。