- 出演者
- 大泉洋 斉藤和義(岡村和義) 岡村靖幸(岡村和義)
シンガーソングライターの岡村靖幸、斉藤和義が大型ユニットを結成。2人は思い出の街を散策する。さらにライブでは代表曲をメドレーで披露する。
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岡村靖幸は86年にデビューし、徹底したセルフプロデュースで独自のサウンドを築いてきた。「青春」、「恋愛」をテーマに掲げ、近年は表現の幅を広げている。
斉藤和義はギター一本を背負い、93年にデビュー。多くの楽曲のアレンジ、演奏まで自ら手掛け、楽器は自作するほど。ひたすらに自分だけの音楽を追求してきた。
リリー・フランキーは岡村靖幸、斉藤和義について、溶け合わない、混じり合わないだろうと思っていたが、3月に放送された「The Covers」で岡村和義のライブパフォーマンスを目にした。両者のよいところがうまく溶け合っていたといい、「天才同士を混ぜた時の成功例」と評した。
岡村靖幸、斉藤和義によると、楽曲づくりは絶妙にうまくいっているという。今回、互いの代表曲を歌い合う。岡村は「お互いがお互い、ときめいてました」と語った。
岡村和義が「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」、「ずっと好きだった」をメドレーで披露した。
斉藤和義の運転で、岡村靖幸と目的地までトーク。斉藤は女性が運転する車に乗るのが好きで、横顔を眺めたといい、岡村も首肯した。最初に対面した時、斉藤は「急に近くに来るな」と勝手なイメージを抱いていたが、岡村は気さくに接してくれたという。そんな2人は80年代、吉祥寺に暮らしていた。岡村は様々な機材を揃えることで退路を断ち、デモテープを作っていたといい、歩いて30秒もあれば斉藤が暮らしていたアパートにたどり着くことができた。2人は懐かしの焼き鳥屋を再訪し、食事を楽しんだ。
岡村靖幸が暮らしていた「コーポインマイライフ」の建物の写真を入手できたといい、岡村は懐かしさに浸った。大泉は上京しても北海道との行き来が多く、羽田の近くにしか住めなかったという。
岡村靖幸、斉藤和義は井の頭公園を訪れ、斉藤は明け方に公園内でギターの練習をしていたと思い出話を披露。上京当時、「なんで俺に気づかない?」と自信に満ちあふれていたが、数年が経っていくとバンド仲間は帰郷し、斉藤は危機感を抱いていたという。岡村は親から「プロになりたい人は日本中にいる。子供の時から音楽の勉強をしてる」などと言われていたからこそ、いろいろなものを吸収し、妬み嫉みも抱いたといい、斉藤は「なんとも香ばしくて甘酸っぱい時期が吉祥寺」と語った。
2人は思い出のライブハウスを再訪した。岡村靖幸は多くの刺激を受けたといい、斉藤和義は何回かステージに立っていた。2人はギターで即興セッションし、「いい曲だな」と思えたという。
大泉洋はセッション中、「『それはないよ』と思わないのか」と訊ねると、岡村は「この年齢ってこともあるんですけど、それさえも楽しめてる」と語った。
岡村靖幸は斉藤和義を「人望があっていろんな人に好かれてるし、人たらしなところもある」と評した。斉藤は岡村靖幸の音楽に対する姿勢をリスペクトしつつ、「人の話聞いてない。言ったこと覚えてないとか」と明かした。今回、バラード曲「サメと人魚」を披露する。岡村の編曲に斉藤和義は感嘆し、詞のイメージが湧いたといい、「8年に1回ぐらいそういうのがある」、岡村は「随分、感動した記憶があります」と語った。
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岡村和義は「サメと人魚」を披露した。
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「NHK+」を告知した。
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エンディング映像。
「SONGS」の次回予告。