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2020年に結成されたENHYPENはメンバー自らが振り付けを手掛け、キレのあるダンスなどで人気を博す。作品はアメリカのチャートで通算8回チャートインしている。さらにK-POPグループ史上、デビューから最速で「コーチェラ・フェスティバル」に出演。番組では彼らの半年間に密着した。
「コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル」は世界の名だたるアーティストが出演する音楽フェスで、ENHYPENは本番の1週間前に現地入りし、コーチェラのための振り付けを細かく確認していた。パフォーマンスを行うステージは横幅が100mに達し、本場のダンサーたちとの踊りでダイナミックさを表現するなど様々な演出を用意していた。
ENHYPENはコーチェラで45分にわたるパフォーマンスを披露した。
コーチェラを観に来たファンはENHYPENのパフォーマンスに賛辞をおくった。
ENHYPENは韓国のグローバルオーディション番組から誕生し、「つながり」というコンセプトを与えられた。デビューアルバムは日韓でチャート1位を獲得するも、当時はコロナ禍とあって無観客でのパフォーマンスが続いていた。メンバーはオンラインでファンとの交流に力を注ぎ、ジョンウォンは「SNSがなかったら、活動する意味を見いだせなかったかもしれません」と振り返った。23年に制限が緩和され、声出しが解禁。日本での初単独ライブ終盤、ファンがメンバーのために歌を届け、ソンフンは「言葉ではとても表せない感情があふれました」と語った。コーチェラの合間にロサンゼルスのダンススタジオを訪問し、ダンサーを志すファンと交流した。
デビュー5周年を記念し、7月から日本で初めてのスタジアムツアーが開催されることになった。打ち合わせの際、リーダーのジョンウォンはセットリストの変更を提案。日本オリジナル曲「Shine On Me」を後半に初披露したいとい、ソンフンも「ファンのみなさんの前で歌うことに意味がある」と話す。ツアー当日、デビュー曲「Given-Taken」をはじめ、26曲を披露。ファンをより近く感じられる特設ステージへ移動すると、「Shine On Me」を届けた。ジェイは「ファンのみなさんの声だけでこの曲を聴いてみたい」とリクエストし、ファンが応えた。ヒスンが「これからもファンが驚くようなステージをもっと作っていきたい」と話すなど、メンバーが今後の抱負を語った。
エンディング映像。