- 出演者
- 藤井貴彦 櫻井翔 梅澤廉 佐藤梨那 安村直樹
オープニング映像。
秋田市で撮影されたゆっくりと住宅の庭を歩くクマの映像。口を動かして何かを食べているような様子も見られる。住人がクマに気付いたのは午前６時過ぎだった。柿の木に登るクマを見つけ室内から撮影したという。およそ30分後に去っていった。一方、県内では今年2人目のクマによる犠牲者が出た。東成瀬村で住民から入った通報で、警察と消防が向かうと男女4人が倒れていてこのうち38歳の男性が頭や顔をひっかかれるなどして死亡した。また、男性の父親と横手市に住む夫婦が頭などに大けがをしたという。地元猟友会は爪に血のようなものがついたクマ１頭を現場近くで捕獲した。これで県内でのクマによる人の被害は49人になった。
北海道札幌市の公園で午後1時過ぎ、公園内に子グマ２頭が出没。市は、緊急性があり安全を確保できるといった条件を満たした際に行うことができる緊急銃猟の実施を判断した。前日にも近くの別の公園に子グマ2頭が出没。緊急銃猟を決定したが、山の奥へ去ったため実施は見送られていた。2日連続となった緊急銃猟の判断。緊急銃猟による発砲は北海道では初めてとなり子グマ２頭が駆除された。市によると木曜日に出没した子グマ２頭と同一個体である可能性が高いという。人々の生活圏にまで迫るクマの被害への警戒が続いている。
東京・港区のアメリカ大使館の近くで警備に当たっていた警察官が不審な動きをしていた30代くらいの男に職務質問をした所、リュックから刃物を取り出したという。男は公務執行妨害の疑いで逮捕されたが、取り押さえた際、男性警察官の足に刃物が刺さり大けがをした。普段から多くの警察官が警備に当たるアメリカ大使館近くだが、トランプ大統領の来日に向けて警備体制の強化をしていた最中だった。来週月曜日に東京を訪れ、来週火曜日に高市首相と日米首脳会談を行う予定のトランプ大統領。今回の会談は就任したばかりの高市総理にとって大きな山場と言える。2019年、トランプ大統領は令和初の国賓として日本を訪れ、当時の安倍総理と日米首脳会談。その時も厳重な警備体制が敷かれていた。警視庁は今回も、トランプ大統領の滞在期間中、最大で1万8000人態勢で警備に当たるとしている。東京・羽田空港では来週水曜日までコインロッカーを順次閉鎖。
アメリカ大統領が訪れるのを前に、所信表明演説に望んだ高市首相は「トランプ大統領が訪日される機会にお会いし、首脳同士の信頼関係を構築しつつ、日米関係をさらなる高みに引き上げてまいります」と述べた。そして物価高対策を最優先すると強調した。日本維新の会との連立合意文書に「検討する」とある食料品の消費税ゼロについては触れなかった。公明党の斉藤代表は、高市政権に姿勢を批判した。演説の中では政治信条が近い安倍元首相を意識したような発言も。安倍元総理の言葉を借りた部分もあった。来週、日米首脳会談でその手腕が問われる。
これまで宇宙に物資を届けてきた「こうのとり」の後継機がいよいよ日曜日に打ち上げられる。JAXAが主導し日本の企業が作り上げた宇宙船の製造現場を取材した。先日八丈島に被害をもたらした台風を宇宙から捉えた写真を撮影した、ISS（国際宇宙ステーション）に滞在中の日本人宇宙飛行士・油井亀美也さん。その油井さんが到着を待ち望んでいるのが物資の輸送を担ってきた「こうのとり」の後継機。宇宙の新時代を切り開くともいわれる無人の補給機「HTV－X」だ。その1号機が、いよいよ種子島宇宙センターで打ち上げの日を迎える。ISSにいる油井さんは物資を受け取るため近づいてくる「HTV－X」をロボットアームでつかむ作業を担当することが決まった。「HTV－X」の２号機を製造している三菱電機の鎌倉製作所に藤井貴彦キャスターが取材した。ここで造られているのはサービスモジュールと呼ばれるいわば宇宙船の頭脳に当たる部分。製造過程がメディアに公開されるのは今回が初めてとなる。
今回「HTV－X」が大きく進化した点は2つ。1つ目は輸送能力の強化。運べる物資の量は「こうのとり」のおよそ1.5倍。それだけでなく打ち上げ前の準備時間を短くできるようになったことなどから２４時間前まで物資の積み込みとより鮮度の高い食料品を届けることができるようになった。2つ目は物資の輸送に加えて宙飛ぶ実験室にもなること。「こうのとり」と違い「HTV－X」は物資を運んだあとに最長で1年半、宇宙を飛行。超小型の衛星を放出するなど最先端技術の実験を行う。活動する場が宇宙空間だからこそ必要な試験も実施してきた。スペースチェンバと呼ばれる設備では過酷な宇宙空間を再現。去年3月、今回打ち上げる1号機もここでおよそ1か月に及ぶ試験を行いクリアした。間近に迫った１号機の打ち上げ。これまで「HTV－X」の試験に参加するなど、深く関わってきた油井さんは宇宙に行く前に行った会見では「一番の楽しみ」と思いを語り、開発担当者も「必ず成功させたいミッション」を意気込みを語っていた。
およそ9時間後に開幕するメジャーリーグのワールドシリーズ。2年連続の世界一へドジャース、大谷翔平選手は珍しい屋外での打撃練習で最終調整した。前回は先週の木曜に行い2日後の試合で1試合3本のホームランを放った 。世界一を争うブルージェイズは2年前、大谷の獲得を狙っていた球団。去年、敵地トロントでの試合ではブルージェイズファンから大ブーイングを浴びる中、ホームランを打っている。ブルージェイズのシュナイダー監督は「2年前にあげた帽子を返してくれ」とジョークを飛ばしていた。ドジャースの前に立ちはだかるブルージェイズは今シーズンチーム打率メジャートップ。強力打線を引っ張っているのがポストシーズンで打率４割超えホームラン6本と絶好調のゲレーロＪｒ。4年前には大谷との争いを制しホームラン王にもなっている。
バレーボールSVリーグ男子の開幕戦は昨シーズン優勝を争ったサントリーの高橋藍と大阪ブルテオン、西田有志による日本代表のエース対決。大阪ブルテオンの西田は、強烈なバックアタックを決めるなど高橋を上回る15得点をあげた。日本代表対決を制しブルテオンが開幕戦、勝利を収めている。
クライミングの男女混合の国別対抗で行われる新たな国際大会「グランドファイナルズ」で日本はオリンピックメダリストの野中生萌と安楽宙斗が出場。高さ13ｍの壁をどこまで登れるか競うリード決勝。野中は惜しくも落下したものの安楽が完登に成功し、合計得点で韓国に及ばなかったものの銀メダルを獲得した。
スピードスケート日本一を争う大会「全日本距離別選手権」。オリンピックシーズン開幕戦の女子500ｍ。今大会、４種目にエントリーしている高木美帆と前回女王の吉田雪乃が同じ組に登場。吉田は全体トップのタイムで100ｍを通過するとぐんぐん加速して高木を突き放すとそのまま37秒50の好記録で連覇達成。2位の高木もオリンピックにつながるワールドカップの出場を決めた。
スピードスケート全日本距離別選手権の男子500ｍには日本記録保持者の新濱立也が登場。昨シーズンワールドカップで優勝。ミラノコルティナオリンピックでメダル獲得を期待される新濱。そんな彼にオリンピックまで1年を切った今年4月、バイクトレーニング中に車と衝突。顔面の骨折や左ひざの負傷など重傷を負った。だが、新濱の気持ちはすでに前を向いていた。事故からおよそ3週間後、新濱は練習を再開していた。まだ顔の骨がくっついていない状態で1時間のバイクトレーニングを2セット。絶対に諦めない。そこには、新濱を支えるカーリング「ロコソラーレに」所属の現役アスリートである妻・吉田夕梨花の存在があった。
ことし7月、新濱は事故以来3か月ぶりの路上でのバイクトレーニングを再開した。だが体をケアしながらの練習がけがの功名となることに。新濱の強みといえば。。。身長183ｃｍパワーを生かした世界トップクラスのスピード。日本男子唯一のオリンピック金メダリスト清水宏保さんは「トップスピードだけなら世界トップ」と評するほど。しかし、このパワーが新濱の弱点でもあった。3年前の北京オリンピックでは氷を力で削ってしまいブレードが引っかかってバランスを崩してしまった。けがでパワーを出せない今の時期に力に頼らず進めるフォームを徹底して練習。地道なトレーニングを続けている。
きょうの全日本距離別選手権、男子500mの新濱の復帰戦は5位。それでも、来月開幕のワールドカップメンバー入りへ前進した。
ドラフト会議から一夜。高校ナンバー1投手、健大高崎の石垣元気がロッテから指名あいさつを受けた。石垣といえば甲子園で歴代最速タイとなる155キロをマークした剛腕。そんな石垣から球団へ「憧れ」と話すドジャース、佐々木朗希のロッテ時代の背番号17を希望した。
巨人はドラフト1位で指名した鷺宮製作所の竹丸和幸に指名あいさつした。
昨シーズン、ラグビーリーグワン決勝の試合直後に公開プロポーズをした事で話題となった、23歳の日本代表選手、ワーナーディアンズ。ワーナーは202cmの身長を生かし、空中戦も担うポジション「ロック」として攻守で日本の要となっている。そんなワーナーに8月、歴代最年少の23歳でキャプテンに就任。キャプテン就任はエディー・ジョーンズHCよりも先にチームメイトの原田衛から聞いたと明かした。ワーナーはキャプテンとして初めての大会「パシフィック・ネーションズカップ」で3 試合連続のトライ。決勝戦の前にはキャプテンとしてチームを鼓舞するワーナーの姿があった。キャプテン就任の裏側にはある人物の推薦が10年以上日本代表を率いてきたリーチマイケルの推薦があったという。日付変わって今日、リポビタンＤチャレンジカップでワールドカップを２度優勝している強豪オーストラリアと対戦。リーチもいる中、あすの試合もワーナーがキャプテンを務める。「フィジカリティを出してチームを引っ張りたい」と意気込みを語った。
自民党広報のXは、生成AIで高市首相本人を装った偽広告が出ていると注意を呼びかけている。こうした広告は高市総理や自民党とは一切関係がないと強調したうえで広告を見かけても絶対にアクセスしないこと氏名、住所、電話番号クレジットカード番号などの個人情報を入力しないよう呼びかけている。
厚生労働省によると今月19日までの1週間に全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は1医療機関当たり3.26人で前の週のおよそ1.38倍と9週連続の増加となっている。東京都、千葉県、埼玉県などの首都圏では5人を超えていて厚労省は手洗いなどの感染対策を呼び掛けている。
全国の気象情報を伝えた。