一方で、東京・あきる野市の60代の夫婦の推し活は、少女まんが。好きが講じて集めた少女まんがの数は、およそ4万冊。少女まんが推しの夫(63歳)は「少女まんがの箱推し。ハコそのものをつくって、箱推ししている感じ」と話す。箱推しとは一体?実は、東京・あきる野市の家は少女まんがのためだけにつくったハコで、その名も「少女まんが館」。予約をすれば誰でも自由に入館できて、無料でまんがを読むことができる(4月から10月 毎週土曜日の午後一般公開)。4万冊を超える少女まんがを管理するためデータベースの作成を始めたが、去年1年間でできたのは、およそ2000冊。全てをデータ化するには20年以上かかる計算になる。少女まんが推しの夫(63歳)は「もうやめられない。自分たちだけの物ではない。色んな人に支えてもらって色んな人が楽しんでくれている場所。重荷ではあるけど、好きなものを重荷にしている。それはとても幸せなことだ」などと話した。