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「あすか交通」 のテレビ露出情報

先月、千葉県内で行われたバス運転手などの採用説明会。運転手不足の解決につなげようと行政やバス会社が始めた取り組みで、集まったのは路線バスやタクシーを運行する事業者12社。ただ、求職者は9人と期待したほどには集まらなかった。千葉市内で路線バスや企業の送迎バスなどを運行する「あすか交通」。コロナ禍の影響や高齢化で運転手の数はこの10年で約3割減少した。こうした中で会社が力を入れるのが採用の強化。運転する時間が3時間程度で日給1万円。去年から新たに始めたのはパート採用。一日3時間程度の運転、4~5時間程度の勤務で1万円という好待遇・短時間の働き方も導入した。パートで働く68歳の運転手はフルタイムでバスの運転手をしてきたが、年齢も高くなり転職。午後を中心に週5日働いている。こうした工夫で5人を採用することができ、これまで正社員が担っていた企業の送迎バスの運転などを任せている。ただ、依然として路線バスの運転手の余裕はない。バスのダイヤの作成を担当する吉田均専務によると、運転手が入る勤務は全部で8パターン。13人で早朝から深夜までのダイヤを回してきた。しかし、6月末で1人の運転手が退職。今は他の運転手に休日出勤を頼んでカバーしているが、この状況でさらに病気などで運転手が休むとシフトが回らなくなってしまうという。今月からは正社員の運転手の賃金も年収ベースで10%程度アップ。長く働き続けられる環境を作り、なんとか人手を増やしていきたいと考えている。

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