今回は「連続テレビ小説「虎に翼」」をドラマスタッフの解説を交えて取り上げていく。前回の放送では日本が終戦を迎え、優三と直道の戦死や父 直言の病死など大切な人が次々に亡くなっていった。モデルになった三淵嘉子さんは同じくこの時期夫や父ら家族を相次いで亡くしていて、夫の和田芳夫さんはドラマと同じく戦病死だった。和田芳夫さんは昭和20年1月に招集されて中国大陸に渡り、その後病気を患って長崎の陸軍病院に入院したが昭和21年に亡くなるまで嘉子さんと連絡をとることができなかった。嘉子さんは戦後再婚したが、遺言で自分のお骨を分け、1つは香川・丸亀にある和田芳夫さんに入っている。この他ドラマ内の日本国憲法の成立について深堀りをしていった。