ナツヅタの樹液を煮詰め、糖度をあげる。煮詰めてみたら糖度は0.3度であと59.7度必要なため、一気に強火にかける。火にかけること10分。すこし糖度はあがったがまだまだ糖度がたりない。前川先生に相談すると、この事態を想定して前川先生が2月につくったあまづらを用意しているという。高橋さんらが作ったあまづら作りは失敗したため、前川先生が用意したあまづらを使用する。氷は桶のなかで包丁を使って氷を削る。ある程度けずれたらあまづらで味付け。あまづらを桶の中でかけ、中であえるのが平安時代の作りかた。金属製のお椀に盛り付けて完成。早速高橋さんらが試食すると、砂糖のように甘いと話した。日本市阿古のかき氷をつくるのにかかった費用は1杯5208円。あまづらシロップ10グラムが2万円かかる。