- 出演者
- 山崎弘也(アンタッチャブル) 劇団ひとり 永瀬廉(King & Prince) 高橋海人(King & Prince) 福本莉子 堂本光一(DOMOTO)
きょうのゲストは堂本光一さん・福本莉子さん。永瀬さんは堂本さんについて「バックについたことはないが、2年前のクリスマスにコラボみたいなものをさせていただいた。えげつない先輩」などと話した。
今知りたいお米のアレコレ。お米のスーパーでの販売価格は今年5月に過去最高に。20~50代女性100人に聞いたお米5キロにかけられる金額の最大は平均4223円。日本人1人あたりの米消費量は年間51.1キロ。今回は全国のおいしいお米をかけてクイズに挑戦。
ききお米対決。新米・古古古古米、2種類のお米を食べて新米がとちらかを当てる。一同の回答はA・B半々に分かれた。
新米と古古古古米のききお米対決。正解は「A」で堂本さん・高橋さん・山崎さんが正解した。
日本の米農家の約92%が小規模農家で、半数以上の人が1ヘクタール未満の田んぼで少人数で米作りをしているため、米作り以外に別の仕事をしながら農業を続けているという。こうした事情から米農家は年々減少し、この50年約7割の米農家が廃業している。その一方で農業法人の数は年々増えており、最新技術等を活用した効率的な米作りを行っているとのこと。ヤマザキライスでは東京ドーム約24個分の田んぼを4人で管理。完全週休二日制で勤務時間は朝8時~夕方5時だという。衛星を活用して田んぼの生育状況を見える化し、そのデータをもとにドローンなどが適量の肥料を自動でまいてくれるという。
今注目されている「節水型乾田直播」は乾いた田んぼに直接種をまいて稲を育てるという。通常の水稲栽培より水の管理が10分の1で済むとのこと。ビール酵母から抽出した成分と菌根菌を種もみに混ぜて植えることで、稲がビール酵母を病気と勘違いして根をより伸ばしてくれるという。収穫量はやや減るが、コスト60パーセント、労働時間70パーセント削減に成功した。新しい農業の年商は、お米の生産だけて2.2億円になる。
ここで小池さんイチオシのお米をかけてクイズ。今年3月は日本の農業の危機的状況を訴えるため、令和の百姓一揆と呼ばれるデモが行われたが、農家が行った一風変わったデモとは?ヒントは農家さんならではの方法。山崎弘也さんがトラクターにのってデモを行ったと回答し正解した。ホラ貝の音の後に青山公園を出発、トラクターや農耕用車33台と約3200人が参加した。正解した山崎さんは岐阜県産の大粒でさっぱりした味わいが特徴のハツシモのご褒美。さらに岐阜県産の小鮎やわらか煮もセットで味わえる。小鮎やわらか煮は小鮎を丸ごとショウガ、たまり醤油、砂糖、本みりんで炊き上げた一品。
普通の米づくりとは違う変わったビジネス?茨城・筑西市の大嶋農場は東京ドーム約9個分の敷地でお米を作っている。作るお米は主に農薬不使用の栽培で、肥料も自然のものにこだわる徹底ぶり。ほかリゾット米など様々なお米を作っている。
大嶋農場では、半分以上の敷地を使ったちょっと変わったお米づくりをしているという。半分強がお米の種だとのこと。種もみ生産をしている。品種は60品種。66種類を栽培している。うるち米、もち米、酒米、有色米、観賞用稲など。普通のお米の1.5倍の価格だという。タネもみ栽培は普通、誰もやりたがらない。そのためコンバインは品種が変わる度に6、7時間かけてクリーニングを行う。気になる年商は650万くらいでやっているという。社長は年齢から18をかけた年収をあげたいと話していた。正解した福本さんは高知県の土佐天空の郷、にこまるのお米と高知県の特産品の土佐あかうし牛スジ煮込みがセット。
100gぴったり握れ!おにぎり対決。一番100gに近い人に絶品お米を贈呈。高橋は153.6g、劇団ひとりは125.3g、堂本は127.3g、ザキヤマは110.6g、福本は115.2、永瀬は128.3g。一番近かったザキヤマが優勝。ザキヤマが岐阜県の「銀の朏」を試食。米は5キロ7000円する。鶏ちゃんは秘伝のタレで鶏ももとキャベツを炒めた岐阜県下呂市の郷土料理。優勝したのはザキヤマさんで佐賀県産の新米、七夕コシヒカリをプレゼント。
今回は日本最古のかき氷に挑戦。近年では様々なトッピングがあり、2000円以上はざら。果たして日本最古のかき氷とは。いままでは日本最古のラーメンや世界最古のクッキーをつくってきた。今回は高橋さんの後輩、浮所飛貴さんと一緒にかき氷をつくる。今回は平安時代料理を研究する前川佳代さんが教えてくれる。清少納言の枕草子のあてなるものに記されている。ここでクイズ。あてなるものの意味は何?あてなるものとは高貴なものという意味がある。文章の中には削り氷にあまづらいれてあたらしき金碗にいれたるとあり、現代では削った氷にあまづらという甘味料をいれて新しい金属製をおわんに入れたものという意味。平安時代の氷は氷池と呼ばれる池の水を凍らせて天然の氷を作っていた。そSちえ氷室と呼ばれる涼しい倉庫に保管していた。毎年旧暦4月から9月ごろに宮中へ氷を運んでいた。しかし運んでいる途中で溶けてしまうため、宮中へ届く頃にはわずかな量になっている。あまづらの原料はツタの樹液で、冬にツタの樹液を取り出し煮詰めてシロップにする。ここでうまくツタの樹液をたくさんとれて甘かったら歴史を変える可能性がある。果たして変えることができるのか。
今回必要な食事あは氷とあまづら。そこで奈良時代に開創した深大寺に訪れた。ここで特別に神松幸弘さんと共にツタ採取を行う。早速向かう途中ムクロジという木があり、ムクロジの種は羽つきの羽根の球の部分で使われる。さらにムクロジの皮は石鹸で用いられており、天然の界面活性剤のサポニンが含まれている。今回はナツヅタの樹液を見つけるのが目的で、茎を調べる必要がある。実は神松さんはこのロケのために熊本から来ており、残り時間がわずか。探していると、茎が太いナツヅタを発見。
極太のナツヅタを発見したが、ほとんど木と同化しているので、ノミを使用して茎を剥がす。しかしナツヅタが強力すぎてトンカチが壊れてしまった。スタッフと力をあわせながら、茎をはがしていく。そしてついに剥がして採取ができた。あまづらの原料となるナツヅタを0円でゲットした。氷は栃木県日光市にある四代目徳次 郎を使用する。この氷は当時と同じく厳冬期に凍った氷池の氷を冬の間に切り出しし、春前までは氷室で保存し、おがくずをかけて保存することでとけにくく水分も吸収してくれる。この天然氷6個で1万円。
さっそく日本最古のかき氷をつくっていく。ナツヅタを20センチ程度に細かく切った後、紐をくくりつけてぐるぐる回して樹液を採取する。さっそく適当にカットして、断面に袋を被せ輪ゴムで縛り、反対側に紐をつけてぐるぐる回す。高橋さんはほうきを利用して樹液をし採取するが少なく、氷30グラムに対してあまづらは10グラム必要。スタッフと協力しながら、最終的に40グラムを採取し、不純物をこしていく。ここからさらに煮詰めて糖度を60度以上にする必要がある。さっそく煮詰めたが、果たして糖度は。
ナツヅタの樹液を煮詰め、糖度をあげる。煮詰めてみたら糖度は0.3度であと59.7度必要なため、一気に強火にかける。火にかけること10分。すこし糖度はあがったがまだまだ糖度がたりない。前川先生に相談すると、この事態を想定して前川先生が2月につくったあまづらを用意しているという。高橋さんらが作ったあまづら作りは失敗したため、前川先生が用意したあまづらを使用する。氷は桶のなかで包丁を使って氷を削る。ある程度けずれたらあまづらで味付け。あまづらを桶の中でかけ、中であえるのが平安時代の作りかた。金属製のお椀に盛り付けて完成。早速高橋さんらが試食すると、砂糖のように甘いと話した。日本市阿古のかき氷をつくるのにかかった費用は1杯5208円。あまづらシロップ10グラムが2万円かかる。
笑ってコラえて!の番組宣伝。
「キントレ」の次回予告。