今回は日本最古のかき氷に挑戦。近年では様々なトッピングがあり、2000円以上はざら。果たして日本最古のかき氷とは。いままでは日本最古のラーメンや世界最古のクッキーをつくってきた。今回は高橋さんの後輩、浮所飛貴さんと一緒にかき氷をつくる。今回は平安時代料理を研究する前川佳代さんが教えてくれる。清少納言の枕草子のあてなるものに記されている。ここでクイズ。あてなるものの意味は何?あてなるものとは高貴なものという意味がある。文章の中には削り氷にあまづらいれてあたらしき金碗にいれたるとあり、現代では削った氷にあまづらという甘味料をいれて新しい金属製をおわんに入れたものという意味。平安時代の氷は氷池と呼ばれる池の水を凍らせて天然の氷を作っていた。そSちえ氷室と呼ばれる涼しい倉庫に保管していた。毎年旧暦4月から9月ごろに宮中へ氷を運んでいた。しかし運んでいる途中で溶けてしまうため、宮中へ届く頃にはわずかな量になっている。あまづらの原料はツタの樹液で、冬にツタの樹液を取り出し煮詰めてシロップにする。ここでうまくツタの樹液をたくさんとれて甘かったら歴史を変える可能性がある。果たして変えることができるのか。
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