井村屋のあんまん・肉まんのふわふわもちもち食感の秘密。通常生地の発酵は餡を包み終わってから行うが、井村屋では生地の状態で一度発酵させ、更に餡を包んだあとも発酵させているのだという。また、「ゴールド肉まん」の餡には豚肉と玉ねぎしか使っていない。玉ねぎは炒めたものと生のもの2種類を使っているということ。餡はシート状に伸ばした生地を巻き付ける形で包む。こうすることで生地が傷つかず、手包みのようなふわふわもちもち食感を実現。カットしながら切り口を閉じ、ひねりをつけることでおなじみの形に。2度目の発酵のあと蒸し上げれば「ゴールド肉まん」が完成する。猛暑の影響で、アイスが売れる時期が以前より長くなり売り上げも上昇しているという。2025年、売り上げではあずきバーがリードしているが、岩本社長は「どちらかと言えば肉まんあんまん」が看板商品だと思っているそう。