“歩く肺炎”とも呼ばれるマイコプラズマ肺炎の患者が急増している。お盆明けのこの時期、感染拡大に注意が必要だという。長引く咳や発熱などが特徴のマイコプラズマ肺炎。潜伏期間が長く、出歩いて人に移しやすいことから“歩く肺炎”とも呼ばれている。東京では、マイコプラズマ肺炎の患者の報告数が去年の同じ時期と比べておよそ37倍に…。全国的にも増加していて、1医療機関あたりの患者の報告数は0.95人とおよそ24倍に増えている。医師は「お盆明けや学校が再開するこれからの時期は、人の移動や接触が増えることから注意が必要」だという。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は「一気に感染発症する人が多くなるので要注意ではないかと思う」と話す。対策として、手洗いやうがい、換気の他、バランスがとれた食事などで免疫力を保つことが大切だという。
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