福島第一原発に溜まり続ける処理水の海への放出を巡り、きのう「国際的な安全基準に合致している」と評価したIAEA・グロッシ事務局長が福島を訪れた。グロッシ事務局長は福島第一原発で処理水を排出基準以下まで薄めるための施設や処理水と同じトリチウムの濃度で飼育されているヒラメの実験施設などを視察。グロッシ事務局長は7日に東京で記者会見を行った後に韓国やニュージーランドなどを訪問し、各国政府に対し処理水放出の安全性についてIAEAの見解を説明する方向で調整を進めているという。
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