福島・いわき市の「いわき震災伝承みらい館」から中継。毎年語りべの会によって黄色いハンカチが掲げられている。いわき市は最大震度6弱を観測し、8mの津波が沿岸部を襲い、468人が犠牲となった。展示室にあるピアノは沿岸部の中学校になったもので、地元の人の修復作業によって音が鳴るようになった。福島県では福島第一原子力発電所の事故も発生した。取材を続ける山内記者に話を聞く。県内では原発事故で飛散した放射性物質を取り除く除染作業が行われた。除染作業で取り除かれた土などは大熊町・双葉町に設けられた中間貯蔵施設に保管され、2045年までに福島県外で最終処分することが法律で定められている。しかし、具体的な議論は始まっていない。原発に近い地域では今も避難が続いている。帰還困難区域には元々1万3826人が暮らしていたが、帰還できずに亡くなった人は1825人にのぼることがわかった。福島県では地震や津波などで1600人余りが亡くなり、原発事故の影響が続く中で多くの命が失われている。
