TVでた蔵トップ>> キーワード

「うえのや」 のテレビ露出情報

物価高騰の中でも売り上げ度外視のデカ盛りを続ける弁当店。街の人々に愛される名物弁当には店主の温かい真心が詰まっていた。東京・板橋区・上板橋駅近くにある弁当屋「まごころ大高」を取材。一番人気は毎日9種類のおかずが変わる日替わり幕の内弁当。リピーターが多いメニューは肉がぎゅうぎゅう詰めに入ったいっさいがっさい。考案したのは、まごころ大高・大高博信店長。母・大高ミツ子さんから店を受け継いだ2代目。店は、昭和50年ごろにミツ子さんがオープン。当時からこだわっていたのができたて。博信店長は、調理の専門学校を卒業後、ホテルのフレンチレストラン日本橋の割烹で修業を積んだ。約2万食の弁当を作る店の料理長を務めたあと、18年前に家業を継いだ。博信店長に人生観が変わるほどの転機が訪れたのは8年前。事故で半年も車椅子が必要なほどの大けが。現在も骨盤に人工プレートを入れた状態で生活。けががきっかけで仕事との向き合い方に変化が生まれたという。これまで以上に真剣に仕事と向き合うようになったという。自分なりの形を模索していくうちにたどり着いたのがメガ盛り弁当をはじめとした60種類にも及ぶメニュー。メガ盛り弁当は1日に50食出る日もあるほどの看板商品に。米を60キロ以上使う日もあるという人気店が、最近頭を悩ませているのが米や原材料費の価格高騰。まごころ大高・大高博信店長は「仕入れ値が2倍」と語った。年内はなんとか今の価格で続ける予定だが、来年以降は値上げも検討せざるを得ないと話す。米の価格高騰には見舞われたが幸い、米が手に入らないという事態は避けることができた。客だけでなく取引先からも大切にされている弁当屋。個人店ならではの柔軟さも魅力の1つ。テレワークの休憩中に買いに来たという親子は、家族全員が店の大ファン。喜ぶ客の笑顔を想像し仕事に精を出す博信店長は今後について「燃え尽きるまでやりたい。自分が納得できるまでやり続けたい」と語った。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.