若い世代の政治参加の課題について、どうすれば投票率を上げていくことができるのか。これまでの参院選の投票率は2022年で52.05%。そのうち60代は65.69%。10代は35.42%。今回の参院選の日程は連休の中日とあり、遠出する人が増えると見られ投票率の低下が懸念されている。これに政治ジャーナリスト・作家・渋谷和宏は「特定の意図を持ったものであるのではないかと勘繰りたくなる。投票率が低いと組織力が強いところが有利になってくる」などとスタジオでコメント。去年の都知事選や衆院選などはSNS選挙として注目された。ジャーナリスト・東海大学客員教授・末延吉正は「今回の参院選は事実上の政権選択になっているから非常に面白い選挙になる」、東京芸術大学特命助教・池辺愛は「政治に無関心な人はまだまだ多いが政治に無関係な人は1人もいない」とスタジオコメント。オーストラリアでは義務投票制というものがあり、正当な理由なしに投票しないと約1900円の罰金がかされるため、ほぼ毎回の国政選挙で投票率は90%となっている。北欧では学校で模擬選挙が行われ、投票率は80%を超えている。