長崎市の旧魚の町団地「魚ん町+」は1949年に完成。全国に5棟ある最古の鉄筋コンクリート造の公営住宅「48型」の一つ。4階建て、全24戸。2021年に耐震診断が行われ、十分な耐震性があると判断された。長崎県と民間事業者「ココトト」の間で賃貸借契約が結ばれ、そこから利用希望者に対してサブリースという形で貸し出されている。入居者自身で室内を改装を行う。現在10部屋中5部屋が入居中。賃料は4.5万~6.5万円/月。募集開始した去年11月~今月まで2万円割引。入居時に賃料の3カ月分の敷金が必要。宿泊施設「retro48長崎」を営む小野境子さんは「山梨で農業体験民宿を4軒経営し、そのノウハウを生かして昭和らしさを体験できる宿をつくりたかった」、「うおのまち助産院」を開業した浦川慶子さんは「子育て中の母親たちの孤独感を埋める場所をつくりたかった。団地は地域で子育てするイメージ」と話した。団地再生のメリットについて、ココトト・田中伸明さんは「入居者や利用者同士の横のつながりが生まれている。一つ一つは小さくても団地全体でまとまると、イベントなどの際に大きな発信力を持てる」と話した。玉川は「コンクリートはきっちり管理すれば100年くらいはもつと言われている。配管を取り替えるのが難しい建物の場合は壊すしかない」などとコメントした。
