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「うつ病」 のテレビ露出情報

きょうのゲストは、ヨネスケさん・金町駅前脳神経内科の内野勝行院長。ヨネスケさんは「老年期うつになるきっかけはコロナだった。寄席が休館となり、外に出ることが出来なかった。お酒を飲みに行こうとするとSNSなどで書かれてしまう。当時は独身だったので、誰とも話すことができず老いることへの不安があった」などと話した。老年期うつ発症の特徴は、65歳以上がかかるうつ病。心理的要因として、「老いに対する不安」「身の回りの人がいなくなる喪失感」だという。そして、身体的要因として、「身体の衰え」と紹介された。大事なのは、心を落ち着かせるホルモン「セロトニン」。セロトニンは、年齢を重ねると相対的に減って来るという。アドレナリン・ドーパミンは、セロトニンでコントロールされている。そのためセロトニンが減少すると、アドレナリン・ドーパミンをコントロールできなり、そのため最終的にうつ病になってしまうとのこと。ヨネスケさんはコロナ禍、心が不安定となり自殺を考えたこともあったと明かした。老年期うつ症状の一例として、身体的には睡眠不足や食欲不振、意欲・思考・行動の症状としては、理解力・判断力・集中力の低下だと紹介された。動きが遅くなる、何もやる気が出ない、死を意識しやすくなるも症状の1つだという。内野院長は「ホルモンの影響が大きい。怖いと思うホルモンが効きすぎると、怖くて出れなくなる。頑張らなくてはと思うホルモンが増えると、頑張り過ぎて疲れてしまう。」と話した。老年期うつに関しては、女性の方が確率が高いと伝えられた。老年期うつは、認知症と間違えやすいという。内野院長は「うつ病になると頭が働かず、やる気も起きず引きこもりがちになり忘れっぽくなる。そのため周りの人からは年齢も上がったことなどから、認知症ではないかと間違えてしまう。」「認知症でマスクされ、発見が遅くなってしまう。認知症の治療を始めてしまうと、うつ病が進行してしまう。」とコメントした。老年期うつと認知症の違いについて。老年期うつは「気分障害」で、認知症は「記憶障害」とのこと。
老年期うつの要注意サインは、「1カ月以上普段やらないことをやるようになる」。内野院長は「普段と違う行動を取る。例えば、普段性格が穏やかだった人が突然怒りっぽくなる、普段は外交的で外によく出かける人がずっと家から出てこないなど、普段と違うことをやり始めたら要注意サイン。」「気づいた時点で、状況を掘り返さず、話をしっかり聞いてあげる。相手の気を少しそらせる。」とコメントした。ヨネスケさんが病院に行ったきっかけは、店の人から目がいつもと違うと言われたことだったそう。内野院長は「親を病院に連れて行くときは、親の友人を巻き込んだり、パートナーが一緒に検査に行くからついて来てなど、行くきっかけを作っていただく。」と話した。また、高齢の親が近くに住んでいない場合は、変化に気づいたらまずは会う方がいいとのこと。そして、オンライン診療も含め、受診を促すといいそう。回復に向かうために心がけることは、「新しい体験をする」「交流会に参加する」とのこと。内野院長は「おすすめしているのは、スマホなどのデバイスを使う。新しい体験で脳細胞が活性化することがわかっている。あとは、料理を作ると手を使うことで脳が働く。交流会に参加するのは、喪失感・不安感からうつ病になるため、地域主催の花見やワークショップなど、他の参加者との交流が大切。」などと話した。うつ病と診断されたヨネスケさんは担当医から「女をつくれ」とアドバイスを受けた。奥さんと出会って楽しくて変わったとのこと。内野院長は「守らなければいけないものが出来ると人間は強くなる。自分のことよりも、守りたいものを守る時の方が人間はパワーが出る。この人のために頑張ろうと、マインドが少し変わる。」と話した。ヨネスケさんが今、心がけていることは「1日1回外に出る」ということ。ヨネスケさんは妻と手をつないで外出しているという。階段を降りるときに引っ張ってくれるからだそう。手をつなぐことによって、事故を防ぐことができるなどと話した。内野院長は「日光を浴びると、セロトニンの分泌が促進される。適度な運動がさらにセロトニンの量をコントロールする。非常に適切。」をコメント。手を握ることに関して、「動物はスキンシップをするとセロトニンやオキシトシンなどの幸せホルモンが増える。」と解説した。奥さんから見ても出会ったときと目が変わったという。引っ越してから変わったとのこと。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月9日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代中高年の心の危機 モヤモヤから抜け出すには?
渡辺満里奈さんは先日出版したエッセイの中で、いつまでも自分だけが家事を担っていることへの違和感を語っている。50代は我慢せず家庭での役割から自由になりたいと、そのために思い返したのは6年前、夫の名倉潤さんがうつ病になった時のこと。2か月の休養期間、夫婦でとことん話をしたという。今では家族にも家事を任せ、自分の時間を大切にしている。
月に一度、料理好きな大人[…続きを読む]

2025年7月6日放送 7:00 - 7:30 TBS
健康カプセル!ゲンキの時間(オープニング)
街頭インタビューで、54%が睡眠で悩みがあると回答した。睡眠総合ケアクリニック代々木の井上理事長が、睡眠不足が続くとうつ病などの精神疾患や生活習慣病などのリスクが上がると語った。今回は、睡眠外来で眠りのお悩みを解決する。

2025年7月2日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
およそ10年前、香港では民主化を求めて抗議活動が広がった。その女神とも呼ばれたのが周庭さん。当局に逮捕されて実刑判決を受け愛国心を示すよう強制されたという周庭さん。2年前自由を求めてカナダに渡ったが香港での苦しい記憶が今も刻まれているという。2020年、反政府的な動きを取り締まる香港国家安全維持法が施行、周庭さんは違法な集会への参加を扇動した疑いなどで逮捕さ[…続きを読む]

2025年6月30日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク東京ひとり~単身者360万人の選択~
羽中田真弓さん38歳は大好きなマンガやキャラクターグッズに囲まれた部屋で一人暮らしをしている。趣味はツーリングで、アルバイトで生計を立てながら自由な暮らしを楽しんでいる。不安は孤独死で、きっかけは30代の同僚が病気で倒れたことだった。そこで頼りにしたのが安否確認サービス。指定した頻度で届くLINEのメッセージにOKをタップすることで万が一の時に早期発見しても[…続きを読む]

2025年6月25日放送 23:50 - 0:35 NHK総合
あしたが変わるトリセツショー認知症 取扱説明書
全国で始まっているピアサポート。認知症の当事者同士で悩みや不安を分かち合う取り組み。診断後、鬱傾向に陥る人は少なくない。うつ病は認知症の発症や進行のリスクになり得る。そこで仲間とつながり支え合う活動が注目されている。

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