昭和レトロな温泉銭湯の玉川温泉では賑わいを見せる一方灯油を使いボイラーを動かすため高騰が痛手だという。燃料費は倍近くあがり大型連休などの繁忙期に入館料300円アップなどの対策を取っている。都内ガソリンスタンドではレギュラーガソリンが164円だったがプリペイドカード使用で安くなるといい人が集まっていた。移動販売店にも影響がありオーブンなどの発電機にガソリンを使用するため苦しいといい今年の7月からの食品値上げもあり20～50円値上げしたということ。全国のレギュラーガソリン平均価格は今月20日時点で173円台で今年9月からは値下がり傾向で政府のガソリン補助金の拡充がある。補助金は来年4月末まで継続するとなっているが専門家は「来年4月末までは1L160～170円ぐらいで5月以降あがる可能性が高い」とした。国会ではガソリン価格が3か月連続で160円を超える場合約25円減税するトリガー条項が話し合われ現在は東日本大震災復興財源確保のため凍結しているが岸田総理はこの仕組みについて検討するとしている。専門家は「補助金が無くなりトリガー条項発動となれば今よりも若干ガソリン価格は下がる」とし1Lあたり約5円下がる可能性があり発動された年のGDPがプラス0.5％など経済の押し上げ効果は期待されるなどとした。財務省からは「国・地方合計で1.5兆円も巨額の財源が必要となるということなど課題がある」と慎重な意見も出ている。