大館市の図書館で貸し出しが多かった児童書と少なかった児童書を一緒に紹介することで読み比べてもらう取り組みが行われている。「児童書ベストVSワーストどっちがおもしろい?対決!」と名付けられたこの取り組みは、大館市立花矢図書館がこどもの読書週間に合わせて行っているもの。特設コーナーには去年4月までの1年間で貸し出しが多かった児童書と少なかった児童書が20冊ずつ紹介されている。人気なのは「おしりたんてい」などの本だという。それぞれの本には感想とともにおもしろいかおもしろくないかを記入できるカードが挟まれていて、図書館は本を読み比べて確かめてもらいたいとしている。この取り組みは今月19日まで行っていて図書館側はたくさん読まれている本を発表することにしている。司書の藤盛さんは「ワーストだからといって嫌わないで興味を持って手に取ってもらえたらなと思います」などと話した。