- 出演者
- 若林正恭(オードリー) 中原みなみ
オープニング映像。
若林正恭は放送開始から1年経ち、経済に興味が湧いてきて番組で紹介したものを購入したと明かした。
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- エアーSXマットレス西川
「ゴリラのひとつかみ」はエアバッグの膨らみでふくらはぎをケアする家電製品。ネーミングと痛気持ちよさなどで人気になり累計50万個を販売。開発したのはドウシシャ。開発当時入社2年目の水島さんに課せられたミッションはふくらはぎケアグッズの開発。
- キーワード
- I my me スラットレッグsokomo そこまで洗えるボトルsutto スマートフライパン 20cmゴリラのひとつかみサーキュライトドウシシャビックカメラ 有楽町店千代田区(東京)大阪府
突破口を開いたのはインスタの徘徊。いつものようにインスタを徘徊していた時にあることに気付く。女性に人気の着圧レギンスに目をつけ手軽に買える家電を作ることに。従来のふくらはぎケア用の家電は2~3万円が主流だったが目指したのは5000円という価格帯。水島さんが思いついたのは片足だけにすること。非常識なアイデアは社内で大きな波紋を呼んだ。さらに完成した試作品は加圧が強すぎる失敗作だった。
大ヒット中の「ゴリラのひとつかみ」。ネーミングのきっかけはLINEのゴリラのスタンプ。社内プレゼンでは微妙な雰囲気となったがその後、猛プッシュしてくれたのは上司の井上さんだった。しかし商品化が決まったところでさらなる課題が発生。陳列に悩む水島さんを助けたのはベテランの渡辺さんのアイデアだった。陳列は商品を丸めることで解決し、家電ではあまりないパウチ包装も採用。店頭でも目を引く商品になった。
「ゴリラのひとつかみ」を中原アナウンサーが体験した。他にも足裏ケア用の「ゴリラのひとつき」、2月発売予定のハンドケア用「ゴリラの握手」もある。会社のモットーは「ENJOY(ええやん・なんでやねん・自分・おもろいやん・やったらええやん)」。若手の自由な発想とベテランの経験値の掛け算はイノベーションが生まれやすい。
銀行じゃない企業の銀行サービスへの参入が増えている。2024年5月に参入した「JRE BANK」はJR東日本の銀行で口座申し込みは半年で45万口座。利用者が急増している理由は駅のATMの引き出し手数料が無料、運賃が4割引きの優待券などの特典。Suica経済圏を拡大することが狙い。JRE BANKはBaaSを活用した楽天銀行の支店。BaaSを活用することで異業種の銀行が増加している。北海道日本ハムファイターズの銀行「F NEOBANK」はエスコンフィールドHOKKAIDOの先行入場の特典がある。
北海道日本ハムファイターズの銀行「F NEOBANK」は普通預金残高30万円以上でファイターズの順位に応じたキャッシュバックの特典がある。業界最多21社とBaaS事業を行う住信SBIネット銀行によると、様々な企業と組むことで利用者は右肩上がりとなり銀行にも新しい時代が来ているという。
BaaSは既存の銀行の支店を借りているため資本金や自分たちのシステムが不要となりコストを抑えることができる。
数々のヒット作を手掛けるライツ社。出版不況の中、重版率は7割。従業員はたったの7人の少数精鋭で企画力が武器。最新のヒット作は「放課後ミステリクラブ」。シリーズ累計28万部の児童書。著者・知念実希人さんは医師でもあり医療モノを得意とするミステリー作家。
ケーザイ三銃士がスタジオに登場。ライツ社は前職で同じ出版社で働いていた高野さんと大塚さんが独立して立ち上げたという。
シリーズ累計28万部を突破した「放課後ミステリクラブ」。営業担当・高野さんは新しい本が出ると全国の書店を直接尋ねて回る。出版業界は1日に約200冊の新刊が出版される中、いかに目立つ場所に置いてもらえるかが勝負。2020年、高野さんは「平惣 徳島店」店長・八百原さんから「知念さんと子供の本を作ったら面白いんちゃうんか」と思わぬ提案を受ける。最初に思いついたのは絵本。早速ミステリー作家・知念さんに提案したが絵本を書いたことがないと難色を示す。
ライツ社は面白い児童書を作れる編集者を募集。そこに応募したのが感応さん。大手出版社に勤務し児童書の編集者としてキャリアを積んできたこの道のプロ。大塚さんはすぐに採用し知念さんの児童書プロジェクトを任せることにした。知念さんの著者を徹底的に読み込んだ感応さんは読みものに企画を変更。さらに週1回学童補助員のボランティアなどを経験。感応さんは隙間になっていた小学3・4年生にターゲットを絞りこの提案に知念さんも納得。知念さんから上がってきた設定に知念さんは普通ではありえない注文をいくつもつけた。こうして「放課後ミステリクラブ」は本屋大賞にノミネートされた。
本屋大賞にノミネートされて注文の電話が鳴り止まない状態になったという。知念さんとの児童書作りについて感応さんは自由にやらせてくれると話した。ヒット連発の出版社は締め切りはつくらないようにしているという。
若林とならどんな本を作るかという質問に、高野さんは経済の入門書の「経済1年生」を提案した。
エンディング映像。