天候不順による品薄で価格高騰中のキャベツ。都内の青果店では一時1000円を超えたがきょうその値段は594円になっていた。東京都の市場での価格は平年の約2.2倍。今も高い状況だが一時よりは落ち着いている。そんななかSNSで話題になっているのが「輸入キャベツ」だ。農林水産省によると輸入キャベツは中国産を中心に急増中だという。今月は3週目までですでに約8699トン。この数字は前年と比べると19倍以上の輸入量となっている。輸入キャベツが広く出回れば国産の価格も落ち着くはずだが、輸入キャベツを置かないスーパーもある。別の店ではカットキャベツに輸入キャベツが入り始めているところもある。茨城県にあるカット野菜の製造・販売会社では国産が手に入りにくく、先週からベトナム産のキャベツを使い始めたという。今後値上げや内容量の変更などに踏み切る可能性もゼロではないという。