花粉の飛散時期が早いことについて、小林さんは「異例の早さと言ってもいい。今年は花粉との戦いは長いと思う」などと解説。また東京だけでなく、近畿や東海などの広い範囲でも花粉の影響は出ているという。さらに都内のクリニックでも花粉症の患者は増えているそうで、今年は花粉の飛散量が例年より多くなる見込みで、伊藤医師は初めて花粉症になる人が増える可能性を指摘し、毎年、花粉症で薬を飲んでいる人は、飲み始めることを検討してはとしている。
今年は飛散が早いだけでなく、飛散量も多いとみられている。今年の飛散量予想は平年と比べて、東日本や西日本では平年を上回る予想となっている。今年の花粉の飛散量が多いこといついて、小林さんは「花粉は、前年の夏の天候に左右される。去年の夏は記録的に暑く、日照時間も長かったことからスギ花粉の量が多くなっている。ピークはまだだが、今週は微量ながらも飛びやすい日は多い」などと解説した。今年は、2月中旬から花粉のピークとなるところが多い予想となっている。ウェザーニュースの無料アプリでは、各地の1時間ごとの飛散予報などを確認でき、かゆみダスという無料アプリでは、目のかゆみ対策をサポートするのに特化している。