強烈寒波から一転、春の陽気となった東京。きのう都心の最高気温は12.7℃と3月上旬並みになった。街では上着を脱いで歩く人もいた。そしてこの暖かさとともにやってきたのが花粉だ。東京では3月上旬からピークになると予測されているが都内のクリニックを取材すると花粉症の患者が早くも急増したという。診察に訪れた60代女性は気温が上昇し始めたきのうから症状が悪化したという。きのうだけで15人ほどが診察に訪れたという。医師は「乾燥で粘膜や皮膚が弱っているところに花粉がたくさん飛んで、症状が強く出る患者が増えた。」と話す。東京都心では今週、気温が一気に上がり、日曜日にはGW並みの暖かさになる予想。蕾が開き花粉が飛びやすくなるためより一層注意が必要だ。