がん患者や医療スタッフでつくる合唱団が参加するコンサートについて科学文化部の堀川雄太郎が報告。コンサートは回を重ねるごとに参加したいという声が増えている。がん治療の進歩が背景にある。新薬の開発に加え診断技術が向上し、早期発見が進んだことで、がんと診断された人の5年生存率は約20年の間にほとんどのがんで向上。30ポイント以上改善しているがんもあり、コンサート参加者の1人、荒井美奈子が治療を続ける乳がんや肝臓がんも割合は高まっている。コンサートを企画した、がん研有明病院の佐野武名誉院長も、がん患者が元気でいられる時間ものびてきているなどと指摘。現場で歌声を聴いた堀川は今回の第九のように患者同士がつながる場が広がってほしいと思ったという。
