瀬戸内の島々を結ぶ旅客船が図書館船「ほんのもり号」に生まれ変わった。発案しデザイン・改修したあと香川県に寄贈したのが世界的建築家の安藤忠雄氏。就航した一昨日、初めて訪ねたのが人口約150人の男木島。小学生と中学生は合わせて11人。到着早々、子どもたちは船内に。今後香川県は、県内24の島を順次めぐりその都度1週間程度停泊。より本に親しむためのイベントも行う予定。船の中で本を読むことを体験した子どもたちが、続いて島のコミュニティセンターで楽しんでいたのが本棚づくり。ほんのもり号から借りてきた本の置き場を作ろうという目的。本に親しみを持ってもらうためのイベント。安藤氏は「豊かな海を見てこの海から自然を感じる、海から地球を感じないとだめ」などと語った。