- 出演者
- 小澤征悦 橋本雅之 高岡達之 足立夏保 吉積夏帆
GWがスタート。空の便は今日が出国のピーク。東京駅発の新幹線はすべて満席。高速道路も渋滞している。
立憲民主党は、参院選の公約に「食料品消費税率0%」を盛り込む考え。1年間に限る措置で、経済状況によっては1回限り延長することも有りうる。財源については「赤字国債に頼らない」との方針。
オープニング映像のあと、出演者らが挨拶。
立憲民主党は、参院選の公約に「食料品消費税率0%」を盛り込む考え。「実現されればインパクトはあるが、財源が明示されていないためポピュリズム政策かもしれない」「増税した野田代表がこういう発言をすることに思うところはある」「消費税は下がるべきだが 財政再建のため柔軟に対応すべき」などのスタジオコメント。
日本時間きのう、訪米中の加藤財務相が為替政策などを巡りベッセント財務長官と会談。トランプ大統領が円安・ドル高に不満を示す中、日本に是正を求めるかが焦点だったが、加藤財務相は「為替水準の目標や管理する枠組みに関する話は全く無かった」と明らかにした。また、関税について「アメリカによる一連の関税措置は極めて遺憾であると述べ、日米貿易協定との整合性に懸念のある措置の見直しを強く申し入れた」と言及。その後、トランプ大統領は関税措置を巡る日本との協議について「日本とは非常にうまくやっている。合意にかなり近づいている」と述べた。今月発動された”トランプ関税”。世界各国を対象に最低でも10%の関税を課すとした。日本に対しては上乗せ分を含み24%とされたが、「日本はコメに700%の関税を課している」と根拠を明かした。トランプ大統領は関税の上乗せ分については90日間に限り停止する措置を取ったが、この期間に合意できなかった国には停止した関税を再び発動する考えを示した。反発を強めるのが中国。アメリカが課す145%の関税に対し、アメリカに125%の報復関税を課している。米メディアは「トランプ大統領が中国の関税率を半分以下にする案を検討している」と報じ、トランプ大統領は「アメリカと中国は会談した」等と発言。中国外務省報道官は「両国は関税問題について協議や交渉を行っていない」と否定し、「世論を混乱させるべきではない」とした。先週、関税見直しに向けた協議のため、赤澤経済再生担当相がワシントンを訪問。ホワイトハウスで急きょトランプ大統領と会談。来週にも二度目の交渉に臨む予定。アメリカとの関税交渉の材料として浮上しているのが自動車やアメリカへの投資の他、コメ・LNG(液化天然ガス)の輸入拡大案。3人のトランプ大統領を知る人物にどのカードが最善か迫った。1人目は西村元経産相。第一次トランプ政権時に安倍元首相の側近としてトランプ大統領と8回面会。西村氏が選ぶ最善カードは「LNG」。有力な提案の一つになり得るとした。さらに西村氏は「造船」と挙げた。アメリカが非常に望んでおり、何らかの形で答えていくことが大事ではないかとした。2人目は関西学院大学・渋谷和久教授。第一次トランプ政権時に日米貿易協定交渉にあたった事務方のトップ。最善カードは「アメリカへの投資」。日本企業がアメリカに投資する、アメリカ人の雇用を増やすということが直接的な最も分かりやすい対応とした。3人目はマイケル・ビーマン氏。第一次トランプ政権時に日本などとの交渉に携わった。最善カードは「自動車」。日本がアメリカからの車の輸入を増やすことが一番の問題解決になるとした。
小澤さんは「トランプ氏が言ってる700%とかもディールの第一歩だと思ってる。わざと間違えてるんじゃないかなと。日本は是正するなり訂正してやらなければいけない」、高岡さんは「日本政府の公用車を全部アメ車にすると目に見えて分かりやすいが通らないだろう」等とコメント。
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米の平均価格は今月13日までの1週間で5kgあたり4217円と15週連続で値上がりしている。こうした中、水曜日には備蓄米の3回目の入札が始まった。今回は卸売業者同士の売買を認め、中小のスーパーなどにも行き渡るようにするという。一方で大阪市内のスーパーではアメリカ産の米が店頭に並び、東京の会社は韓国産の米の輸入量を増やすとしている。外国産の米について米・食味鑑定士協会が調査。まずアメリカ産の米は「さっぱりしている」などの声が聞かれた。次に韓国産の米は「日本の米に近い。お店で出されてもわからない」などの声が聞かれた。米・食味鑑定士協会の鈴木秀之会長は「国産の代わりに十分なり得るところが怖い」などと話した。スタジオで金子さんは「米の安定供給のネックになっている流通の課題は改善する余地がある。また海外市場の販路開拓に政治が本腰を入れるべき」などと話した。
和歌山・白浜町のアドベンチャーワールドから中継。今日はGW初日ということもあり多くの人がパンダを見に訪れている。1994年から始まった日本と中国による保護共同プロジェクトの一環でアドベンチャーワールドにパンダがやってきた。それから30年以上の間に17頭のパンダが誕生。現在は良浜とその娘の4頭が飼育されているが、6月末で中国に返還されるとのこと。
中国は日本など世界にパンダを貸し出す「パンダ外交」を行っている。こうした中、和歌山県のアドベンチャーワールドは現在飼育している4頭の中国への返還を発表した。アドベンチャーワールドは今後も繁殖を続けられるよう中国側と協議を進めていきたいとしている。また上野動物園にいる2頭のパンダも来年2月が中国への返還期限となっている。今回の返還の中国側の狙いについて記者は「日米で中国と対立する事態にならないようパンダを使ってけん制している」などと分析した。
高岡さんは「アドベンチャーワールドは民間企業。パンダの繁殖を中国政府が長期間に渡って認めてきたのは飼育員の皆さんの努力。学術的なデータをとってということも評価されて出産のときは中国の担当の飼育員が日本に来て面倒をみた」などと話した。白浜町の人口は約2万人ほど、そこに年間300万人の観光客が来る観光の街。観光客の多くがパンダを目当てにやってきている。大江康弘白浜町長は「パンダに依存した観光の町だった」などと話した。
ゴールデンウィークが始まった。物価高に飛び石連休の今年のGW。注目される観光スポットが神奈川県箱根にきのうオープンした「ちきゅうの谷」。日本の観光業界が注目しているのが外国人旅行客。去年の訪日外国人の旅行消費額は8.1兆円で観光業は自動車の輸出額につぐ規模に成長した。ジグザグが注目したのは国内外から観光客を集める観光地・長野県白馬村。白馬の夏季来場者は2017年は2.9万人だったが去年は約26万人と客足が伸びた。2018年に絶景を背景に写真が撮れ飲食も楽しめるテラスをい新設した。2020年にはヤッホー!スウィングを作った。ブランコが当時5時間待ちの行列になった。廃業した民宿を借り上げリノベーションして営業するなど受け皿を増やす対策も行っている。一方で、オーナーの高齢化と人手不足が課題に。別の観光地では過度な観光地化が原因で周辺住民の生活環境が悪化するオーバーツーリズムの問題もある。高台寺岡林院では去年9月、敷地内に許可なく立ち入った観光客から被害を受けた。京都市はマナーについてのリーフレットを配布したり複数の言語で呼びかけたりする啓発活動を行っている。オーバーツーリズム対策の財源確保のため京都市は最大1万円まで宿泊税を引き上げる。
和田寛は農林水産省元キャリア官僚だったが、2014年に白馬で働き始める。白馬のマウンテンリゾートでは、2019年には来場者数が夏季が逆転し増えている。和田寛は白馬の成功の秘訣を聞かれ、「隠れた資産」「外部の力」「面で堀り続ける」を挙げた。瀧口友里奈は、隣の村も一体で盛り上げていこうという発想が重要なんだろうという発見があったなどとコメントした。和田寛は、冬のスキー場というビジネスモデルに限界があるということで、若い女性の方にも来ていただけるようなリゾート地に大きくターゲットを変えたなどと話した。
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白馬村は、長野県北西部に位置し人口約9000人の村だが、去年だけでも観光客が約271万人も訪れている。冬はスキー場に来るのが延べ89万人以上で、そのうちインバウンド観光客が46%。比率は年々増加傾向にある。来年6月から、宿泊税を導入する。持続可能な観光地経営のために財源確保が必要。宿泊税は大きな都市や観光地などではすでに導入されている。去年日本を訪れた外国人は3000万人を越えていて過去最多で、消費額は約8.1兆円で過去最高を記録した。日本政府は、旅行客数6000万人、消費額15兆円を目指している。15兆円を達成すると、日本の自動車輸出額に匹敵する。インバウンドが急増している今の状況についてマイナスを挙げた亀井正貴は、地域住民の観点からするとマイナスなどとコメントした。高岡達之は、日本は無条件に入れすぎではなどと話した。プラスを挙げた和田寛は、観光産業で稼ぐことをやらないと将来的な産業がなりいかなくなるなどとコメントした。
瀬戸内を走る旅客船から、子どもたちのための図書館船に。未来を託し本の船を作った世界的建築家・安藤忠雄の一滴。
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今日のキーワードは「子どもが主役」。瀬戸内を結ぶ旅客船が役目を終え、このたび子供用の図書館船に生まれ変わった。船の改造プロジェクトの発起人が建築家の安藤忠雄さん。一昨日就航したのが「ほんのもり号」。この船は子どものための船。瀬戸内の島と島を結び、クラス人たちの足となっていた船を改修し香川県に寄贈した図書館船。船内には約2000冊の本。青いリンゴが置かれていた。他にも、グラングリーン大阪にも置かれていて「永遠の青春へ」と書き込まれている。「いつまでも青いまま挑戦する心を忘れてはいけない」というメッセージが込められている。安藤忠雄氏が設計・監修を務めたグラングリーン大阪にあるVS.で、安藤氏の挑戦を見ることができる。人間がいかに自然と共生していくのか。北海道占冠村に作った水の教会。札幌の墓地にある大物が観光名所になるのか。コンクリート製おドームで囲われた頭大仏殿。フランス・パリでは、使われなくなっていた18世紀の建物に、直径29mの円筒形のコンクリートを挿入し、現代アートの美術館として再生。数々の挑戦のために何が必要なのか。死に物狂いでやるには原点が必要だという。大阪・中之島に始まり今や全国5つの自治体に子どものための図書館をつくり寄贈してきた。今回は、図書館船「ほんのもり号」を作った。瀬戸内の島々を結ぶために使われていた旅客船を図書館船に回収すると、本格的に準備hが始まったのが去年12月。今年に入ってから、塗装や床の張替えなどが行われた。作業は、子どもたちの安全を一番に考え進められた。3月には本棚などが取り付けられた。本が運び込まれた。約1600冊はすべて寄付によって集まった。だが子供向けの本はサイズが大きく、備え付けられた棚に入らない。結局、棚の上に置いたり斜めに立てかけて収納することで解決。現在はさらに工夫し2000冊まで蔵書を増やすことができた。搬入作業に要した時間は約4時間。瀬戸内のいのちやせかい、かこ・みらいなど5つのカテゴリーを抱える船の図書館が完成。ほんのもり号が訪れた初めての島が男木島。
瀬戸内の島々を結ぶ旅客船が図書館船「ほんのもり号」に生まれ変わった。発案しデザイン・改修したあと香川県に寄贈したのが世界的建築家の安藤忠雄氏。就航した一昨日、初めて訪ねたのが人口約150人の男木島。小学生と中学生は合わせて11人。到着早々、子どもたちは船内に。今後香川県は、県内24の島を順次めぐりその都度1週間程度停泊。より本に親しむためのイベントも行う予定。船の中で本を読むことを体験した子どもたちが、続いて島のコミュニティセンターで楽しんでいたのが本棚づくり。ほんのもり号から借りてきた本の置き場を作ろうという目的。本に親しみを持ってもらうためのイベント。安藤氏は「豊かな海を見てこの海から自然を感じる、海から地球を感じないとだめ」などと語った。
全国の気象情報を伝えた。
嗚呼!!みんなの動物園の番組宣伝。
大阪・関西万博の現在の様子と気象情報を伝えた。
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- 2025年日本国際博覧会夢洲(大阪)