ゴールデンウィークが始まった。物価高に飛び石連休の今年のGW。注目される観光スポットが神奈川県箱根にきのうオープンした「ちきゅうの谷」。日本の観光業界が注目しているのが外国人旅行客。去年の訪日外国人の旅行消費額は8.1兆円で観光業は自動車の輸出額につぐ規模に成長した。ジグザグが注目したのは国内外から観光客を集める観光地・長野県白馬村。白馬の夏季来場者は2017年は2.9万人だったが去年は約26万人と客足が伸びた。2018年に絶景を背景に写真が撮れ飲食も楽しめるテラスをい新設した。2020年にはヤッホー!スウィングを作った。ブランコが当時5時間待ちの行列になった。廃業した民宿を借り上げリノベーションして営業するなど受け皿を増やす対策も行っている。一方で、オーナーの高齢化と人手不足が課題に。別の観光地では過度な観光地化が原因で周辺住民の生活環境が悪化するオーバーツーリズムの問題もある。高台寺岡林院では去年9月、敷地内に許可なく立ち入った観光客から被害を受けた。京都市はマナーについてのリーフレットを配布したり複数の言語で呼びかけたりする啓発活動を行っている。オーバーツーリズム対策の財源確保のため京都市は最大1万円まで宿泊税を引き上げる。