虐待が疑われる子どもを児童相談所で一時保護するかどうかの判定をサポートするとして導入の検討が進められていたAI人工知能を活用したシステムについて、こども家庭庁は精度が十分ではないとして導入を見送ることを決めた。こども家庭庁では4年前からAIを使ったシステムの開発を進めており、91の項目について情報を入力するとAIが虐待かどうか0~100点で判定するという。怪我などが無かった場合は虐待の可能性を著しく低く算出される可能性があるという。こども家庭庁は技術開発の動向を見ながらAIの活用の今後の在り方などを検討するとしている。