- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 久保井朝美 安藤結衣 田中美都
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
季節外れの暖かさとなったきのうから一転きょうは厳しい寒さとなった。関東甲信では平地でも雪が積もっている。午後1時半ごろのさいたま市浦和区、午後2時ごろ東京・秋葉原の様子を紹介。きょうは太平洋側に延びる前線と寒気の影響で関東甲信では厳しい寒さとなり、平地でも雪が降っている。前線はいったん南下し雪は次第に収まるが関東甲信ではあすの夜の初めごろからあさってにかけて山沿いを中心に大雪となり平地でも雪が積もる所がある見込み。あす夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多い所で甲信と箱根から多摩地方や秩父地方にかけて5センチ、関東南部の平地で3センチなどと予想されている。またあさって夕方までの24時間では関東南部の平地でも10センチの雪が降る見込み。国土交通省などはきょう午後会見を開き、改めて注意を呼びかけた。
田中美都気象予報士の解説。雪の予想。あさって水曜日特に午前中にかけて雪が続いて大雪となるおそれもある。あすのお帰りの時間、あさっての朝の通勤の時間帯、交通機関が乱れるおそれもある。
虐待が疑われる子どもを児童相談所で一時保護するかどうかの判定をサポートするとして導入の検討が進められていたAI人工知能を活用したシステムについて、こども家庭庁は精度が十分ではないとして導入を見送ることを決めた。こども家庭庁では4年前からAIを使ったシステムの開発を進めており、91の項目について情報を入力するとAIが虐待かどうか0~100点で判定するという。怪我などが無かった場合は虐待の可能性を著しく低く算出される可能性があるという。こども家庭庁は技術開発の動向を見ながらAIの活用の今後の在り方などを検討するとしている。
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再来年に放送されるNHKの大河ドラマは勝海舟のライバルともいわれ、日本の近代化に貢献した小栗忠順の活躍を描いた「逆賊の幕臣」に決まり、主演は松坂桃李さんが務めることになった。大河ドラマへの出演は3作目、主演は初めてとなる。脚本は連続テレビ小説「おかえりモネ」などを手がけてきた安達奈緒子さんが担当する。
石破総理大臣は自殺対策の強化月間に合わせてSNSに動画を投稿した。政府がSNSや電話での相談体制を整備してきたことを念頭に、気持ちに耳を傾け、できることがあれば一緒に考えたいと思っている人はいる。誰も決して1人ではないと呼びかけた。
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東京・池袋から中継。サンシャイン60展望台ではさくらまつりが開催中。桜の木は本物の木に造花を組み合わせている。
全国の明日の天気を伝えた。
東京・池袋から中継。サンシャイン60展望台ではさくらまつりが開催中。桜をイメージしたパフェを紹介。
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生からまもなく14年。福島・大熊町から中継。JR常磐線 大野駅から約1kmの地点ではバリケードが設けられ立ち入りが厳しく制限されてきた帰還困難区域。大熊町は一部で避難指示が解除され、現在、震災前の1割ほどの1300人ほどが暮らしている。帰還困難区域は街の面積の5割を占めており、除染で出た廃棄物などを保管する中間貯蔵施設となっている地域は最大で2045年までは住むことはできない見込み。
福島・大熊町で梨農家として生計を立てていた鎌田清衛さんを取材。現在は大熊町から車で2時間の距離にある須賀川市に避難している。福島第一原発から3.4km圏内にある自宅と梨農園は除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設となり生活の基盤を失った。2014年に一時帰宅した際の映像では梨畑は雑草だらけ、家は荒れ果てた状態になっていた。先月自宅のあった場所へ行ってみると家や農園の跡形はなく、除染で出た土などが保管されていた。震災後鎌田さんは街の記録を残すことを始めた。また町内外の人と現地を歩き歴史を伝える活動にも力を入れている。鎌田さんと4年前に訪れた神社に再訪すると草が生い茂り震災で崩れたままだった神社は、草が刈られ綺麗に整備されていた。鎌田さんの活動をきっかけに残していきたいとの声が集まり地域の人達が整備したという。震災から14年となり鎌田さんにも気持ちの変化が生まれてきた。震災後12年間続けてきた歴史を伝える活動に区切りをつけようとしていた。鎌田さんは、大熊町は有名なところがない、何もなかったから平和だった、何もない事が平和だと思うと語った。
楢葉町はおよそ10年前の2015年の9月に、町の全域で避難指示が解除された。しかしさまざまな理由で町に戻りたいのに戻ることができない人たちの居場所となっている活動がある。和布細工ほのぼのを立ち上げた高原カネ子さんは週に1度集まって着物をリサイクルした小物を作っている。原発事故発生の翌日、楢葉町ではすべての住民が避難を余儀なくされ、30キロ以上離れたいわき市などへ移動。そんな時高原さんが始めたのが仮設住宅の集会所に集まって縫い物をする活動だった。その後2015年9月に避難指示が解除され楢葉町に戻った高原さんたちは活動を再スタートした。現在も23人中、6人がいわき市などの町外から通っている。そのうちの1人、矢内洋子さんは5年前家のあった場所を案内してもらっていた。今も楢葉町には帰らず車でいわき市から通っている。心の支えになったのは離れていても仲間とつながることが出来る縫い物の時間だった。
ゆず太郎は楢葉町のほのぼのの人たちが作った町のキャラクター。福島県によると、現在も県内外に避難している人は2万5000人以上いるという。鎌田清衛さんは、現実を知っていただきたい、現在も大熊町でも半分が立ち入り禁止の状態で震災直後の状況がまだ残っていることを知ってほしいと話した。