- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉 中山果奈 安藤結衣 黒田菜月 田中美都 田中美都
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
新年度予算案の修正を巡り、日本維新の会は、先週、自民、公明両党の政策責任者とまとめた教育無償化などの合意文書の案について、臨時の役員会で了承した。教育無償化などを巡っては先週、自民、公明両党と日本維新の会の政策責任者が協議。私立高校を対象にした支援金の上限額を、私立の全国平均の授業料の45万7000円に引き上げるなどの教育無償化の具体策や、社会保険料の負担軽減策を盛り込んだ合意文書の案をまとめた。きょう、自民党の森山幹事長は「維新の協議の結果を見守りたい」とコメント。その日本維新の会は国会議員団による臨時の役員会を開いた。冒頭で前原共同代表は「我々の考え方は具体的にまとまった」と述べ、このあと役員会で文書案が了承された。引き続き、両院議員総会で、予算案への賛否も含めた最終的な意見集約が断続的に行われている。そして、文書案の受け入れや予算案に賛成する方針が決まれば、きょう中に3党の党首会談を行って正式に合意する見通しで、少数与党の下で予算案の成立にメドが立つことになる。林官房長官は「政府としては引き続き状況を見守っていきたいと考えている」と述べた。
新年度予算案は1年間の政府の政策を実現するための裏付けとなるもので、その成立が見通せなければ、その政策の実行にさまざまな影響が出て、政権運営も危うくなりかねない。自民、公明両党は、衆議院で過半数に満たない少数与党のため、どこかで野党の賛成を取り付ける必要がある。今回、その教育無償化を訴えてきた維新との間で、合意すれば、その予算案の成立、予算案の衆議院通過というのが担保される形になる。維新からしても、教育無償化というのは長年訴えてきた政策であるし、去年の衆議院選挙の公約にも盛り込んでいるので、ここを一つのチャンスだと捉えている。一方で、この協議によって影響が出るかもしれないのが、国民民主党が主張する103万円の壁の見直しを巡る議論。きょうの段階でも合意が見通せる状況には至っていない。仮に国民民主の賛成がなくても、予算案成立のメドが立ったことで、今後、この協議にどう影響を及ぼすのかも注目される。一方、教育無償化について、今は「就学支援金制度」で授業料への支援というのが行われてるが、所得制限を設けたうえで、公立、私立問わず11万8800円が支給され、私立高校などでは、さらに加算される仕組みになっている。これを新たな合意案では所得制限を撤廃し、公立高校は実質無償化になるとしている。そして私立高校ではさらに45万7000円に支給額の上限を引き上げる。この額は、私立の全国平均の授業料に相当する。維新は当初63万円を主張していたのだが、今、この案というものが議論をされているという。これにより、経済的な事情に関係なく、また公立、私立問わず、高校の教育を受けていける道筋ができると言えると思うし、また子育て世帯の消費を喚起することにもつながる可能性があると思う。ただ、懸念もいくつか指摘されている。1つは、公立高校への希望者が減るのではないかというもの。この他、中高所得者の優遇になるのでは、私立高校の授業料が値上げされるのではという指摘もある。これに加えて、財源の問題もある。政府与党側とすれば、この予算案の成立に固執しすぎていないのか、合意すれば、政策の実施にあたってさまざまな角度から検討していく必要があるだろうし、国会での議論というのもまた求められる。
アメリカとロシアが主導して停戦に向けた交渉が進む中、ウクライナの鉱物資源、レアアースなどの権益を巡る駆け引きが続いている。ロシアによるウクライナ侵攻が始まって3年になるのにあわせて開かれたG7主要7か国のオンラインによる首脳会合で、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、ぎくしゃくした関係が続いているアメリカのトランプ大統領に「支援があるのか?」と直接訴えかけた。会合のあと、石破総理大臣は「アメリカを始めとする様々な外交努力が実って事態が打開されることを期待する」と述べた。停戦に向けた交渉で焦点の1つとなっているのが、ウクライナに豊富にあるとされるレアアースなどの鉱物資源。ウクライナ政府が発表した鉱物資源地図によるとロシア軍が現在掌握している東部などの4つの州にも多くあるとされている。トランプ大統領は、支援の見返りとして、こうした鉱物資源の権益を求めてきた。一方のゼレンスキー大統領は将来にわたってロシアの侵攻を防ぐため、アメリカによる安全の保証をあわせて協議することが欠かせないとしてきた。こうした中、24日、トランプ大統領は近く合意できることに期待を示した。さらに、ロシアのプーチン大統領は24日に放送された国営テレビのインタビューで、トランプ大統領がウクライナに対し、鉱物資源の権益を求めていることについて「我々には関係ない」と述べた。一方で、いわゆる新しい歴史的領土にも一定の埋蔵量があると述べ、ロシアが一方的に併合したウクライナの4つの州を念頭に、アメリカなどの外国と共同で鉱物資源の開発を行う用意があると主張した。ロシアが併合した4州を巡っては、ロシアが停戦交渉を始める条件として、ウクライナ軍の撤退を求める一方、ウクライナは領土奪還を掲げている。停戦交渉の行方はどうなるのか。各国の駆け引きが続いている。
田中泰臣は、一つの側面でいえばこれまで3年間事態が動かなかったところがトランプ政権になって動き出したとは言える、アメリカはロシアのウクライナ侵攻は許せないと支援してきたので資源の見返りを求めることとの整合性はどうなのかと話した。一方で石破総理大臣はG7のオンライン会合で、力による現状変更が可能だという誤った教訓を残さない形で戦闘を終結させることが重要と強調した。またトランプ政権でアメリカとの対応に隔たりが生まれたときに日本の主張を貫くのかアメリカと歩調を合わせるのか判断を問われる場面が来るかも知れないと話した。
日本製鉄の今井正社長は、アメリカのUSスチールの買収にあたって、子会社化する形の現在の買収計画を出発点として、トランプ大統領との協議に臨む考えを示した。買収計画を巡り、トランプ大統領は、今月7日の日米首脳会談のあとの共同記者会見で、買収ではなく、多額の投資で合意したとして、日本製鉄の幹部と協議する考えを示した一方、9日にはUSスチールの株式の過半数を保有することは認めない考えを示している。これについて今井社長はきょう、報道各社の取材に応じ「出資と設備投資は切り離して考えることはできない。出資するからこそ大きな投資判断ができるので、その意味でUSスチールと合併の契約に至っている」と述べた。その上で子会社化する形の現在の買収計画を維持したうえで大統領との協議に臨む考えを示した。また、大統領との会談の予定については、「現時点では何も決まっていない」と説明した。
第三者から精子や卵子の提供を受けて生まれた子どもの出自を知る権利を保障するとした法案について、当事者のグループが都内で会見を開き、子どもの知る権利が十分に保障されておらず、当事者の声を取り入れた法律を作ってほしいと訴えた。今月、国会に提出された特定生殖補助医療についての法案では、精子や卵子の提供者などの情報を100年間保管し、成人した子どもから請求があれば、年齢や身長、血液型などを一律に開示するとした一方、それ以外の氏名など個人を特定する情報は提供者の同意が必要としている。グループは会見で、子どもが知ることができる情報が限定されていることや、個人が特定される情報を知りたい場合に、提供者に了解を得ないといけないこと、それに情報の開示を請求できる時期が成人以降になっていることは問題で、再考を求めたいと訴えた。
政府はきょうの自民党の会合で、児童虐待防止法や児童福祉法などを改正する法案を示した。この中では、児童相談所に一時保護された子どもと保護者との面会などについて、悪影響が及ぶおそれが大きい場合は、虐待と認定される前の疑いの段階から制限できるようにするとしている。また、著しい支障を来す場合には、子どもが保護されている場所についても、疑いの段階から保護者に伝えないとしている。このほか、不適切な保育への対応も強化するため、保育所などで虐待を見つけた際は、都道府県などへの通報を義務づけることも盛り込まれた。一方、保育人材の確保も図ろうと、通常の資格試験とは別に、都道府県などが独自に地域限定の保育士を採用できる制度を全国で導入するのに加え、職場を離れている潜在保育士の復職支援などを行う拠点の整備を都道府県に義務づけるとしている。会合で法案は了承され、政府は近く国会に提出する方針。
アメリカのトランプ大統領が不法移民対策を強化する中、ニューヨークでホテルを改装して移民を受け入れてきたシェルターをニューヨークのアダムズ市長は24日、数か月以内に閉鎖すると発表した。民主党のアダムズ市長は、トランプ政権の不法移民対策に協力的な姿勢を取り始めていて、この背景について、収賄事件での市長に対する起訴を取り下げるよう、トランプ政権が連邦検察に指示したことを受けたものではないかという批判の声も上がっている。
東京・日本橋から中継。江戸時代から200年以上続く呉服問屋の一角で、大河ドラマ、べらぼうの主人公、蔦屋重三郎が開いた本屋「耕書堂」をイメージしたスペースとなっている。
明日の全国の天気を伝えた。
先週、番組スタッフが撮影した、岐阜県高山市の平湯大滝の写真を紹介。冬、冷え込みが厳しくなると、端のほうからだんだんと凍っていき、氷の柱が出来る。天気や気温にもよるが、この氷の柱は来月上旬まで見ることができるという。
千葉県旭市の花農家から中継。3時台の中継ではコチョウランのフラワーロス対策として、市場で売っているよりも安く譲ることで、皆さんに育ててもらう取り組みを伝えた。この時間帯では子どもに花を大切に思ってもらうための取り組みを紹介する。この農家では地元の小中学校などに花の鉢を無償で渡し育ててもらう「花育」と呼ぶ活動が行われている。また大人にもこのフラワーロス対策の意識を持ってもらおうとプレゼントでもらったものの、1人暮らしで家が狭くて不安という人に対し、5分割、10分割と花を分けたり近くの人とシェアできるよう手提げ袋を準備するといった取り組みをしている。椎名輝さんは、花を育てる経験を通じて社会や子供たちへ機会提供をしていきたいと話した。
新年度予算案の修正を巡り日本維新の会は、先週、自民、公明両党の政策責任者とまとめた教育無償化などの合意文書の案を受け入れ、新年度予算案に賛成する方針を決めた。きょう中に自民、公明両党との3党の党首会談で正式に合意する見通しで、少数与党の下で予算案の成立にメドが立ったことになる。
二刀流復帰へ向けて調整を続けるドジャースの大谷翔平は日本時間のきょう、ピッチング中心のメニューで体を動かした。前日、キャンプで初めて実戦形式のバッティング練習を行った大谷はこの日、ピッチャー陣の全体練習に参加。ピッチング中心の調整を行った。キャッチボールでは、これまでブルペンでは投げていないスプリットなどの感触を確かめていた。キャッチボール中に暴投するハプニングがあったものの、ピッチャーとしては5月以降の復帰が見込まれており、バッターとしては今週末のオープン戦に出場し、今シーズン初の実戦に臨む予定となっている。
開幕投手に指名されているドジャース・山本由伸投手はブルペンで投球練習。このキャンプで最も多い42球を投げ込んだ。見守ったロバーツ監督も思わず声をあげた。
大リーグで初めての実戦登板を翌日に控えるドジャース・佐々木朗希投手は、座ったキャッチャーを相手にスプリットやスライダーなど変化球を中心に30球投げ集中力を高めた。
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ドジャース・佐々木朗希投手は、日本時間の明日練習試合に登板する予定。
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パドレス・ダルビッシュ有投手は開幕に向けて順調に調整が進んでいる。このキャンプで初めて試合形式の投球練習を行った。変化球でタイミングを外し三振を奪うなどベテランらしい投球やバッター8人を相手にヒット2本に抑え、順調な調整ぶりをみせた。ダルビッシュ有投手はアドバイザーの野茂英雄からのアドバイスを受けてフォームの見直しを行ったという。