毎年、その年の世相を反映する象徴的な食を選ぶもの。これまでは例えばおととしの冷凍グルメ。コロナ禍で飲食店がメニューを冷凍食品にして販売する動きが広がった。そして去年はごちそうお握り。華やかな見た目が話題になった。そして、今年の一皿は「うなぎ」と発表された。飲食店情報サイトを運営する企業が発表した。特別な日のごちそうというイメージがあるがなぜ選ばれたのだろうか、焼き一生ともいわれるように調理に高い技術が求められるうなぎ。ことしはその調理の一部を機械化するなどして手ごろな価格で提供するチェーン店が拡大した。そして提供方法もカップ入りのミニサイズのうな丼や、お握りなどが開発され人気を集めている。実行委員会の三橋茉季さんは、うなぎの資源自体は増加しているわけではなくかなり貴重なので、そういった部分をこの発表で知ってもらってよりうなぎを大切に食べていく、愛していくところを伝えたいと話した。