今、神奈川・横浜市や千葉・船橋市など、各地で大規模なアリーナが完成している。こうしたアリーナの整備計画はさいたま市でも進んでいる。整備が予定されているのは与野中央公園の一画。スポーツによる街づくりを期待しての計画だが一部からは反対の声もあがっている。反対の署名は今月までに1万人にのぼった。反対に大きな理由の1つがその必要性の是非。同じ区にはすでに「さいたまスーパーアリーナ」がある。もう1つが立地。住宅地にある公園にアリーナができれば大勢の人が訪れて交通渋滞が発生し住環境が悪くなるのでは?という懸念がある。大熊裕史室長は「市民のみなさんに説明し理解いただきながら進めていきたい」などと話した。反対する人たちは今も署名活動を続けている。