どんな空き家でも買い取ることに特化したプロに密着した。築41年の戸建て住宅は床が抜けている。アルバリンク大宮支店・根來さんは「床を直したら『賃貸として使える』『月いくらで貸せる』と逆算して物件に勝ちを見いだしている」などと述べた。2019年から空き家の買い取りを専門に行い、全国に20ほどの支店がある。かつて日本は祖父母と同居する住宅が中心だったが、核家族化で相続しても空き家になる傾向がある。不動産価格の上昇が話題になっているが都市部に限った話。地方では売りたくても売れない空き家が多い。大量の遺品が放置された空き家は依頼人が30年前に建築し20年知人に貸し出ししていた。知人が急に亡くなり、遺品をどうしたらいいかわからず空き家になっていた。複雑な事情で手放すのが難しい事情もある。強みは買いたい人とのマッチングにある。アルバリンク・河田社長は「個人投資家に接点を持てるというのが強みのひとつ」などと述べた。最近は「有料で引き取る」とうたう無免許業者が急増。支払い後に放置される詐欺まがいの手法に国土交通省も注意を呼びかけている。
