ことし1月、埼玉県八潮市で男性1人が安否不明になった大規模な道路陥没。これを受けインフラの老朽化や維持管理に関心が高まっているなどとして住民を対象に初めて見学会が開かれた。さいたま市浦和区の工事現場に近くの住民など20人が集まり地下1.2メートルに埋まっている老朽化した水道管を取り出し新しいものに交換する様子を見学した。参加者たちは担当者から市では毎年、距離にして38キロメートルの水道管を更新していて地震でも折れることがないよう耐震構造になっていると説明を受けていた。さいたま市水道局南部水道建設課・藤平敏治課長は、どういう形で工事をやっているのか見て安心して使用してほしいと話した。