アーティストによるガザ地区の子ども達を支援するオークション「アーティストによるガザ支援オークション」が開催。発起人の坂本美雨さんはオークション企画を立ち上げたきっかけについて「大規模な飢餓が起こっていてガザの中にいる人たちは私たちの助けを待っている状態」「今生き残っている人たちにどうにか生き延びてほしいという気持ち」と語る。これまでガザに住む人たちとSNSを通じてやりとりをするなど現地の状況に目を向けてきた。イスラエル軍の攻撃による死者は約4万人、半数以上が女性と子供。支援活動をより多くの人に知ってもらうために動いてきた。オークションに出品するものの中には父で音楽家・坂本龍一さんが愛用していたハットと額装写真も。今回計28人から賛同を得た坂本美雨。彼女を動かす原動力の一つが「一児の母」としての思い。「目も当てられない恐ろしい映像が日々SNSにあがっていて、この子供が自分の子供だったらと一日に何回も思う」と話す。来週月曜日から始まるネットオークション。売上金は支援活動を行うNGO法人などを通じてガザに送られる。