香川大学が開発したぶどうを使ったワインの瓶詰め作業がさぬき市のワイナリーで行われてる。さぬき市にある「さぬきワイナリー」は、香川大学農学部が開発した「香大農R−1」というワイン用のぶどうを使って17年前から赤ワインをつくっている。工場の製造ラインではことし収穫されたぶどうを使って仕上げとなる瓶詰め作業が進み、ボトルに次々とワインが注がれコルクで密封された。ワイナリーによると、ことしのワインは春先の気温が高くぶどうの成熟が例年より進んだため、酸味が抑えられてほのかに甘い仕上がりになっているという。また容量を世界基準に合わせて以前より30ミリリットル多い750ミリリットルにしたほか、ラベルも香川大学の学生が考えたデザインに一新した。ワイナリーは、年内までにおよそ7000本のワインがつくられ、あすからは県内の一部のスーパーやインターネットなどで販売される。
住所: 香川県さぬき市小田2671−13