東京・中野区JR中野駅から徒歩1分にに今都内で一番問題となっている中野サンプラザがある。老朽化による建て替えが決まり2023年に閉館したが3年経った今もそのままの状態で残っている。工事が進んでいない理由は「お金」、中野区役所で中野区まちづくり推進部の小幡課長・近江課長に話を聞く。サンプラザは築50年で再整備して地域を活性化させる目的だったが区として街づくりをどうしたいかで考え方を出した上で民間からコンペで提案を募集した。結果野村不動産を代表とするグループに決定、当時の閑静予想図では最大7千人収容の多目的ホールとオフィスや住居が入る262mの超高層ビルが2029年度完成予定だった。2021年の際には1810億円だった建設費の見積もりが翌年に440億円、1年後には250億円アップと増加し続け24年には3540億円になった。1年目に判断しなかった理由について「再整備は民間事業なので進められるかどうか民間事業者が判断、我々は進めるとすれば進めましょうになる」とした。建設費用高騰で契約は白紙となり停止した。明治大学市川宏雄名誉教授は「通常コンペを行い事業者が決まり辞退するのは極めてまれ。計画を変えて採算が合うようになんとか実行するが今回は価格高騰が激しすぎて過去20年以上起きなかったことが起きている」とした。池谷さんは「野村不動産との契約は白紙になったがそもそものまちづくり計画はストップしていない。これから新しい事業計画をどこかと組んでやるスキームは生きている」とした。なかのサンプラザはコンサートホールや結婚式場などが入った複合ビルで2023年にはさよなら音楽祭が2カ月にわたり開催され200人以上のアーティストが参加した。
